中国OPPO傘下のRealmeが、なんと8000mAhという超ド級の巨大バッテリーを搭載したスマートフォンの開発を進めているという噂が飛び込んできました。Android Authorityが伝えています。
先日、OPPO も7,000mAhバッテリーを搭載するスマートフォンの開発に取り組んでいることが伝えられましたが、新たなリークによって8,000mAhとさらに大容量となるバッテリーを搭載したスマートフォンの開発に取り組まれている可能性が示唆されました。
現在のスマートフォンにおいては、バッテリー容量は大体5000mAh前後がメジャー。本体を分厚く、重くすることによって1万5000mAh以上の超巨大バッテリーを搭載したスマホという名の鈍器もあるにはあるのですが、当然実用的ではありません。
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OPPO スマホのバッテリー
おそらくバッテリー容量と充電速度はトレードオフの関係で、容量が大きいほど充電時間がわずかに長くなるようです。しかし、8,000mAh という大容量を70分でフル充電できるというのは、Samsung などのフラッグシップモデルよりも高速です。これらにワイヤレス充電が対応するかはわかりませんが、現行 Realme GT7 Pro はサポートしていませんでした。
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Realme スマホのバッテリー
しかし近年、大手中華メーカーではいかに多いバッテリー容量を確保できるかの闘争が始まっています。これは重量を犠牲にしているわけでは決してなく、独自開発やEV用バッテリーメーカーとの協業で従来のものよりも高密度のバッテリーを搭載したことによるもの。つまりメーカーの努力で、端末としての利便性を損なわずに駆動時間を伸ばしているわけです。
現時点ではテスト段階のため、8,000mAh というバッテリー容量を搭載した最終製品が本当にリリースされるかはわかりませんが、2025年リリース予定とされる Realme GT8 Pro で採用される可能性があります。これがリリースされれば、今まで以上に長持ちするスマートフォンとなり、今後似たようなデバイスが増えていくことも期待できます。
Realmeはこれらの選択肢のうち、容量と充電速度のバランスを考慮して最適な構成を選ぶとみられています。8000mAhのモデルは80Wの急速充電に対応していながら満充電に70分もかかってしまいますが、そもそもの容量が大きいのでそこまで困らなさそうです。
なお、Realmeの一部端末では、150W急速充電&5000mAhと240W&4600mAhを選べるものも存在したことがあるため、なんなら3つすべて登場する可能性すらありそうだと思ってしまいます。今後の情報に期待したいところです。
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