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練習方法(ストップショット)

◇評価 40ポイント
◇閲覧回数 35,932
◇登録日
2010年6月29日
たいし
たいし
道場主

Lv.27

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いよいよ具体的な練習方法をご紹介して行きましょう。前のネタでご紹介した「練習するときの心構え」と各練習ネタでの注意事項は必ず守るようにしてくださいね。

最初の練習課題は下図になります。

練習1

「こんなの簡単だよ」と思わないで下さい。この練習の目的は先球をポケットすることではありません。手玉をストップさせることが目的です。

手玉は無回転の状態で真っ直ぐに先球にヒットするとストップします。この理屈についてはまた解説するときがあるかもしれませんが、今は理屈抜きにして無回転で真っ直ぐに当たれば止まるとだけ覚えていて頂いて結構です。

撞点(手玉を撞く場所)は図の右上にあるように手玉の中央よりの若干下になります。テーブルのコンディションやショットスピードなどの要因で多少違いが出ますのでその辺りの調整も練習だと思って取り組んでください。

この練習で目指すのは完璧なストップショットです。それにはまず配置が重要です。手玉、先球、ポケットを完全に一直線上に並べる必要があります。すなわちボールのセットも丁寧に行う必要があるということですね。適当に置いて練習しても効果は半減します。ボールを練習配置にセットするところから練習は始まっていると思ってください。

ショットスピード、フォームなどは今までのネタを参考にしてくださいね。

では、ここで目指す完璧なストップとはどのようなショットでしょうか?手玉が先球にヒットした後に前後左右に動くことなく、しかも回転しない状態でピッタリと止まることです。正しくボールがセットされストップショットが出来れば先球は必ずポケットします。ただ、前述しましたようにポケットするしないは気にしないでください。

この練習を最低でも1ラック(15球)は行うようにします。ストップが7割以上(10球以上)確実に出来るようになったら次のステップとして以下の配置を練習してみてください。7割以上出来るまでは絶対に次にの練習に進まないようにしてください。

練習2

手玉と先球の距離は先ほどまでの練習と一緒です。違うのは先球とポケットまでの距離ですが、臆することはありません。手玉と先球がきちんと直線に並んでいればストップさえすれば必ずポケットするはずです。ここでも重要なことは先球をポケットする意識を捨てることです。あくまでストップさせることだけを考えてください。万が一ストップしたのに先球がポケットしなかった場合は手玉と先球の置く位置が悪かったということです。前述のように真っ直ぐに置くことも練習です。ひとつひとつ丁寧に配置して練習してみてください。これも7割以上出来るようになったら次の練習です。


練習3

センターショットと呼ばれる練習配置です。手玉と先球の距離が少し長くなっている分、撞点は今までよりも若干下を撞くようにします。繰り返しになりますがここでも決して先球をポケットしようと思わないで下さい。あくまでストップショットを行った結果ポケットされるのが理想です。これを間違えると悪い癖がついてしまうことがあります。癖を抜くのは何倍も練習しないと抜けません。ですから悪い癖が付かない練習が必要な訳です。

こんな単純な練習詰まらないと思うかもしれません。確かに最初は止まることに感激出来ても直ぐに面白くなくなってしまうかもしれません。でも、残念ながらどんなスポーツでも単純な練習を延々と練習して良い癖を付けなければ上達はしないものです。20年以上のキャリアを持ちAクラスの私でも一番上にある30cmのストップを延々と数時間練習することもあります。そして、練習は一足飛びにしないでください。必ず上記の7割以上出来たら次という約束は守ってくださいね。

友達とゲームを開始する前の10分あれば上記の練習は出来るはずです。10分真剣に練習したら後は自由に友人とのゲームを大いに楽しんでください。多分、それが練習を長く続けるコツだと思います。
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