添付した絵は、何度も同じ夢を見るという女性の夢の中に出現した男性を、
ニューヨークの精神科医が描き起こしたものである。
この絵の男は、夢の中で女性に私生活のアドバイスをするらしく、
彼女自身は、実際の生活の中でこのような顔の男性と会った事は一度もないという。
だが数日後、この精神科医の元に、同じ夢を何度も見るという別の男性患者がやってきて、
医師の机の上に置いてあった男の絵を見て、自分の夢の中にも、この男が現れると訴えたというのだ。
気になった医師は、同じような患者を診察している別の医師にこの絵のコピーを
送ったところ、数ヶ月間のうちに4人の患者が「この男を夢でみた」と話しているという。
調査によれば、2006年1月から、世界中で少なくとも2000人以上の人々が、
夢の中でこの男に出会っていると主張している。
これはいったいどういうことか。
ユングの分析心理学によれば、この男の顔は、集団的に無意識の中で
存在する典型的な顔であるという説があるのだが、実際のところはわかっていない。
他にも他人の夢の中を自在に行き来するドリームサーファー説や創造神説など、
まったく謎に満ちている状況だ。真相がわかり次第、追って報告する!
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