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ヨーロッパの住所の原則

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◇閲覧回数 13,006
◇登録日
2007年10月26日
Seaview
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道場主

Lv.48

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    ヨーロッパの住所の書き方は、日本とは大きく異なります。
    日本ですと、京都や札幌、北海道の一部を除いて、
    基本的に地域を住所として表しています。
    例えば「愛知県名古屋市中区錦一丁目○番○号」とあれば、
    中区の錦というエリアを細分化して番号を付けています。

    しかし、ヨーロッパではそのような住所の付け方をしません。
    ではどういう形かというと、「通り」の名前が基準になるのです。
    また、通りの代わりに「広場」の名前を使うこともあります。

    例えば、5 Sloane Sqeare(スローン・スクエア<スローン広場>5番地)とか、
    14 Quai Andre Citroen(ケ・アンドレ・シトロエン<アンドレ・シトロエン河畔通り>14番地)、
    3 Hans Crescent(ハンス・クレッセント<ハンス三日月通り>3番地)、
    Hauptwache 7(ハウプトヴァッフェ<中央通り>7番地)
    といった感じになるのです。

    このため、タクシーの運転手もはじめにチェックするのは
    目的地の通りの名前、ということになります。
    ただ、同じ名前がひとつの街に2つ以上あることも多いので
    (フランスにおける「ヴィクトル・ユーゴー通り」は典型的な例!!)
    その場合はどの地区か、ということを確認することもあります。

    日本の場合、通りに名前が付いていないことが多いため、
    このようなやりとりはあまりありません。
    大都市のように通りに名前が付いていても、必ずしも住所と連動しないため、
    例えば名駅から栄に行く場合に「広小路通りで行って」とか、
    東京駅から晴海に行くのに「新大橋通りから築地で勝鬨橋に回って」とか、
    難波から玉造に行くのに「長堀通を通って」という形になるわけです。

    これがヨーロッパだと住所と通りの名前が同じなので、
    行き先の住所を教えた方がタクシーの運転手も分かりやすいのです。
    実際、パリのシャルル・ドゴール空港で、
    アメリカ人がホテルの名前だけを言ってタクシーの運転手にお願いしたところ
    「住所が分からないと行けないなぁ」と言われて断られたのを見たことがあります。
    みなさんもヨーロッパでタクシーに乗るときは、
    目的地の住所を事前に調べておくことを強くお勧めします!
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