北京五輪の開会式の際に、テレビ放送された花火で描いた巨人の足形の映像は、
コンピューターグラフィックスによる合成映像だった。
映像は、開会式の開始直後に、北京市中心部の上空に巨人の足形のような形で
花火が打ち上げられ、天安門広場から五輪メイン会場、
国家体育場(鳥の巣)まで、「巨人」が歩いて近づく様子を表現していた。
CG映像は1年近くの時間をかけて作製したものだという。
担当者によると、映像は55秒間で足形は計29個あったが、
「鳥の巣」上空で最後に打ち上げられた花火を除き、残りは特殊映像だった。
ヘリで実際に撮影したように見せ掛けるため、
細かい振動があるように映像処理したという。
〈2008.8.12 01:30共同 参照〉
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