北京五輪開会式で、
中国国旗が五輪メイン会場の国家体育場(鳥の巣)に入る際、
9歳の少女が革命歌曲を歌う場面は、
実際は別の7歳の少女が歌った「口パク」だったことが判明した。
開会式の音楽を担当した中国の著名作曲家、陳其鋼(ちん・きこう)氏は
「対外的な印象を考えた。国家利益のためだ」
と説明しているが、国内からも批判の声が出ている。
2006年トリノ冬季五輪開会式ではイタリアのテノール歌手、
故パバロッティ氏の熱唱が後で口パクと判明したことがあるが、
声が全く別人なのは極めて異例。
開会式の際に革命歌曲「歌唱祖国」を歌った画面が放映されたのは林妙可さん。
お下げ髪で笑顔を絶やさずに歌う様子がメディアで反響を呼び
「微笑の天使」と大きく取り上げられたが、
実際に歌っていたのは小学校1年の楊沛宜さんだった。
〈2008.8.12 19:00 共同 参照〉
コメントはまだありません。