北京オリンピック男子400mリレーの予選で大波乱が起きた!
昨年の世界選手権の覇者アメリカ、イギリスなどメダル有力国が
バトンの受け渡しの失敗で敗退。
日本(塚原直貴、末続慎吾、高平慎士、朝原宣治)は予選1組2位に入り、
全体3番目で決勝に進んだ。
「おもしろいことになってきた。ボクは切り込み隊長として、
末続さんや朝原さんを支えようと思いました」
第1走者の塚原も興奮を抑えきれない。
前回アテネ大会は4位。末続、高平、朝原はそのメンバー。
昨年の大阪世界選手権も38秒03の日本新記録で5位入賞を果たし、
メダルを狙える力を蓄えてきた。38秒52の通過タイムは全体で3番目。
強豪の失敗が相次ぎ、大きなチャンスの到来だ。