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夏至を祝う北欧の人達

◇評価 10ポイント
◇閲覧回数 9,032
◇登録日
2008年6月20日
Seaview
Seaview
道場主

Lv.48

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    ヨーロッパでも、緯度が高い地方では昼と夜の長さが夏と冬では大きく異なります。
    特に北極圏では夏至前後は夜がなく、太陽が沈まない状態になります。
    逆に冬至前後はこのエリアでは日が昇らず、一日中暗闇の状態です。
    今年(2008年)の夏至は6月21日です。(このネタの日付の翌日ですね!)

    Seaviewは1992年6月にヨーロッパ最北の地とされている、
    ノールカップ(Nordkapp:北岬)へ行ったことがあります。
    ノルウェーにあるこの場所は、夏でも日本の真冬の寒さで、
    ずっと外にいると凍えそうな場所です。
    この時は曇っていたため、真夜中の太陽を見ることはできませんでしたが、
    徹夜のドライブをしても暗くなることはなく、
    白夜の雰囲気を存分に味わうことができました。

    その後、オスロ近郊でノルウェー人の女性に徹夜パーティに招待され、
    多くのノルウェー人の男女と楽しい白夜を過ごしました。

    こんな時期なので、北欧諸国では夏至祭が各地で開かれます。
    気候も良く、人々は太陽の下で大はしゃぎです。

    Seaviewはスウェーデンのストックホルムで
    夏至祭の踊りを見るチャンスがありました。
    前日はイエーテボリでEURO1992のとばっちり(過去ネタ参照)で
    ろくに観光もできず宿も見つけられない状態だったので、
    すごくうれしかった記憶が残っています。

    民族衣装に身を包んだ男女が音楽に合わせて踊ります。
    1人、かなり大柄の女性がいましたが、
    やはり体重が重いのか、ダンスの最後でリフト(=担ぎ上げる)する場面で、
    男性が「よっこらしょ」と言わんばかりにその女性をリフトするので、
    女性は不機嫌そうな表情をしていました。

    パートナーが変わり、比較的小柄の男性とペアを組みました。
    すると今度はこの女性は本来のダンスのルールとは逆に
    男性をリフトして担ぎ上げてしまったのです!
    観客からは拍手喝采の嵐でした。
    この機転の利くパフォーマンスに、思わず感心してしまいました。

    サービス業などでお盆に休みが取れない方で、
    代わりの休暇を6月下旬から7月上旬に取れる方は、
    迷わず北欧(デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・
    フィンランド・アイスランド)へ行きましょう!
    日本のジメジメした梅雨から逃れて、
    太陽の下で気分いい旅が楽しめます!
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