ヨーロッパでも、緯度が高い地方では昼と夜の長さが夏と冬では大きく異なります。
特に北極圏では夏至前後は夜がなく、太陽が沈まない状態になります。
逆に冬至前後はこのエリアでは日が昇らず、一日中暗闇の状態です。
今年(2008年)の夏至は6月21日です。(このネタの日付の翌日ですね!)
Seaviewは1992年6月にヨーロッパ最北の地とされている、
ノールカップ(Nordkapp:北岬)へ行ったことがあります。
ノルウェーにあるこの場所は、夏でも日本の真冬の寒さで、
ずっと外にいると凍えそうな場所です。
この時は曇っていたため、真夜中の太陽を見ることはできませんでしたが、
徹夜のドライブをしても暗くなることはなく、
白夜の雰囲気を存分に味わうことができました。
その後、オスロ近郊でノルウェー人の女性に徹夜パーティに招待され、
多くのノルウェー人の男女と楽しい白夜を過ごしました。
こんな時期なので、北欧諸国では夏至祭が各地で開かれます。
気候も良く、人々は太陽の下で大はしゃぎです。
Seaviewはスウェーデンのストックホルムで
夏至祭の踊りを見るチャンスがありました。
前日はイエーテボリでEURO1992のとばっちり(
過去ネタ参照)で
ろくに観光もできず宿も見つけられない状態だったので、
すごくうれしかった記憶が残っています。
民族衣装に身を包んだ男女が音楽に合わせて踊ります。
1人、かなり大柄の女性がいましたが、
やはり体重が重いのか、ダンスの最後でリフト(=担ぎ上げる)する場面で、
男性が「よっこらしょ」と言わんばかりにその女性をリフトするので、
女性は不機嫌そうな表情をしていました。
パートナーが変わり、比較的小柄の男性とペアを組みました。
すると今度はこの女性は本来のダンスのルールとは逆に
男性をリフトして担ぎ上げてしまったのです!
観客からは拍手喝采の嵐でした。
この機転の利くパフォーマンスに、思わず感心してしまいました。
サービス業などでお盆に休みが取れない方で、
代わりの休暇を6月下旬から7月上旬に取れる方は、
迷わず北欧(デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・
フィンランド・アイスランド)へ行きましょう!
日本のジメジメした梅雨から逃れて、
太陽の下で気分いい旅が楽しめます!