購入品はキャノン1VHSというマシンです。実はこのカメラはデジタルカメラではありません。35mmのフィルムカメラです。今から10年以上前に発売されたモデルで世界中のプロカメラマンが愛用した名機中の名機です。
完全防塵防水 秒間10枚の高速連射 45点AF マグネシウムボディなどなど当時最高峰の性能を誇っていました。
さて、どうして今更フィルムカメラを購入したかですが・・
今更メインカメラにしようとは思っていません。やはり利便性でデジタルは圧倒的です。しかし、最近デジタル一眼に「甘えている」とも感じています。
1 大型液晶があるためにその場で、写真を確認し撮り直しができる。
2 確認した後でもDPPで手ぶれや被写体ぶれ以外は殆どリペアできる。
3 常用高感度対応マシンが増えて、多少雑に撮影してもぶれずに撮影できる。
4 大容量メモリが安価で購入できるので、多数枚を撮影して選ぶことができる。
5 人物認識 笑顔認識 赤目補正 手ぶれ補正 などなどアシスト機能が多彩。
入門マシンでも殆ど必要な機能が装備されており、撮影者は本当に楽しく撮影が可能となりました。私はこの現実はとてもすばらしいことだと思います。一部のコアな熟練者しか楽しめない世界ではなく、子供でも女性でもみんなが仕切りを簡単に越えて楽しめる撮影マシンが存在することは、喜ばしいことだと思うのです。
しかし、最近私自身もその恩恵に甘えすぎているのでは?とも感じ始めました。ですので、ちょうどお値打ちな1VHSに出会え、ここはひとつ昔に戻ろうと思い購入しました。
無論まにあ道にUPする写真はデジで撮影しますが、たまにこうしたように基本にもどることも必要と思います。
エイトウッド