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こんな写真撮ってみよう『結婚式』Vol.1

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◇登録日
2011年4月11日

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こんな写真撮ってみようシリーズ『結婚式』Vol.1

前回までの写真講座も20回が終わりましたので、ちょっと趣向を変えて新しいシリーズをご紹介しましょう。色々なシュチエーションを毎回紹介し、具体的な設定やテクニックを紹介していくシリーズです。

今回はいきなりですが『結婚式』です。大物ですので2回に分割して解説をしていきますので宜しくお願い致します。

まず、結婚式の撮影ですが、正直難しいです。複合ステージの組み合わせですので幅広い知識と機材、判断力、体力が求められます。そこで今回は鉄則を紹介しましょう。

1.Pモードで撮ろう
デジタル一眼であれば『モードはP』に入れっぱなし。ISO感度もオートで。これは有る意味ずるい!しかし、一定のレベルをキープし、構図を重視していく結婚式ではかなり有効な手法。比較的新しい一眼デジカメならではの荒業方法です。

2.枚数を稼ごう
とにかく、ガンガン撮影しまくります。カメラマンを任命されたらもう式を楽しむ、料理を食べるなんてことは諦めましょう。挙式・披露宴・お色直し等々、通しで4〜5時間の長丁場です。目標撮影枚数をとりあえず『2000枚』を目指しましょう。

3.普通の人とは別の視点でみよう
人が撮らないものを撮りましょう。結婚式では多くの友人参列があり、多くのカメラやビデオ撮影が行われています。しかし!カメラマンは『同じものを撮影していてはいけません。』人が撮らないものや、撮らない角度を抑えましょう。  式場の外観、案内板、ケーキ、グラス、誰もいない式場などなど・・。

4.強引さも大切
時には少々強引に・・前に出て行きましょう。最前列に陣取り『○○さんこちらに笑顔下さい』と声をかけて強引に振り向かせましょう。シャッターチャンスは無限にあるわけではなく、『一瞬』です。そうそう一瞬はやってきません。多少強引にでも、シャッターチャンスを作っていきましょう。

5.早めに会場入りしよう
会場入りは、親族並に早く到着しましょう。『式の流れ』を把握し、天井の高さ壁の色、入口、出口など打ち合わせや、プラクティス撮影を済ませておきましょう。会場スタッフにも挨拶を行い、スムーズな撮影ができるようにしましょう。

6.その時にしか撮れない画を撮ろう
着付けをしている後姿など、その時間にしか撮れないものを撮影していきましょう。結婚式の大前提として、二度と同じ瞬間が無い半日です。『瞬間を刹那に撮影』していきましょう。

7.すべての参列者を撮影しよう
新郎・新婦すべての参列者を撮影しましょう。一般の参列者の撮影は、新郎新婦に集中しています。しかしカメラマンは参列者総ての方々の画を抑えなくてはいけません。お色直しの時間を利用して撮影をしましょう。カメラマンに休憩はありません。

8.リスクを考えよう
ありとあらゆるリスクを軽減しましょう。一生に一度の挙式です。失敗は絶対に許されません。『失敗→手ぶれや露出ずれ』ではありません。データそのものが消失してしまったり、機材が破損故障したり・・こうしたトラブルは意外と多いものです。機材破損はちょっと目を離した隙に、『子供が体当たり→落下』ってことも  あります。データカードはこまめに替えたり、機材の予備を持ったり・・。あらゆるリスクを極限まで軽減していきましょう。

9.バックアップを忘れずに
撮影したメディアカードは少しでも早くバックアップを取りましょう。私も結婚式の撮影後はメディアカードは、厳重に内ポケットにしまいこんで帰宅します。(鞄ではひったくられる可能性がある)そして、着替える前にHDDにバックアップをとり、DVDに焼き込みを行うまで、メディアカードのデータは消去しないようにしましょう。

10.プロカメラマンと仲良くしよう
会場で専属のカメラマンと仲良くしましょう。中には会場で『プロカメラマン』とかち合うこともあります。同じカメラマンでも相手は『プロ』です。当然責任の度合いも、腕も違います。敬意と礼節を持って、場所の譲り合いなど配慮をしていきましょう。


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