Q.国産初のデジタルカメラはなんだったのでしょうか?
色々所論がありますが、液晶モニタを有していて、カメラという側面で考えれば1995年3月10日に発売された カシオの「QV−10」と言われています。
当時のスペックですが・・
「1.8インチカラーTFT液晶」「1/5CCDセンサー」「2MBの内臓メモリ」「25万画素」で、値段が当時6万円前後。
時代はウィンドウズ95の発売で、盛り上がっていた時期ということもありパソコンとの接続(USBではなく、RS232C端子にて接続)し画像を個人で加工できるという作業を確立した伝説の一台でした。
当時爆発的に売上があり、現在の「EXILIM(エクシリム)」の基礎を作ったマシンとなります。16年前ということもあり、現在では中古市場でもほとんど姿を見せることがなくなりましたが、ここからデジタルカメラの歴史が始まったのです。
NHKの「プロジェクトX」でも放送され、日本の技術の高さを世界に知らしめた往年の名機ということになりますね。意外な事に・・「キャノン」や「ニコン」が最初ではなく、「カシオ」というところがちょっと面白いところです。