Q.今後のデジカメに望むべく機能は?
よく、私も質問されるのですが、「今後のデジカメはどう進化していくのでしょうか?」と問われます。
実は、みなさんもお気づきの方もいると思いますが、最近のデジタルカメラの進歩は一時期のような飛躍的な進歩を遂げていません。(進化していないわけではないのですが・・・)特にこの1年は各メーカーのラインナップもマイナーチェンジが多く、革新的な進化はしていません。
動画機能を追加や、可動式の液晶などがいい例で、(動画機能が悪いというわけではありません)カメラ本体の機能とは隔てたもので、進化を語っているのが現状です。
前回の記事で、国産初のカメラの紹介をしましたが、フィルムカメラの画質にデジタルカメラの画質が追いつくのに相当の時間がかかりました。私感ですが、キャノンで言えば4年前に発売の「1DSmark3」の発売で、フィルムカメラの画質に追いついたという感じがあります。
つまり、画質の面では、多くの一眼デジカメラでは、フィルムカメラの画質に追いつくか、肉薄している現状なのです。
◇今後の動向は?
今後の動向は、今まで特殊な場面(逆光や高速に動くものなど)でのオートフォーカスの向上や、全機種フルサイズ・視野率100%バッテリーの使用時間の向上、新素材における重量の軽量化、ゴミ除去機能の向上記憶ファイルサイズ容量の減少などが望まれる点になると思います。
また、デジタル一眼の次期モデルの性能は、同時期販売の上位モデルからの引き下げが多く、次期モデルの輪郭は、同時発売の上位モデルの性能で推測できます。
目先の追加だけではなく、革新的な技術を盛り込んだ機種が販売されるとより一層広い層で、多くの人たちがデジタルカメラライフが楽しめると思います。