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「ゼロ・キール」について

◇評価 11ポイント
◇閲覧回数 18,592
◇登録日
2008年2月27日
ブルンディ
ブルンディ
道場主

Lv.282

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現在のF1マシンでトレンドとなっている「ゼロキール」
その「ゼロキール」の説明の前に、他のマウント方法について、

「シングルキール」
モノコック底辺の真ん中から短い棒(キール)を設け、そこにロワアームをマウントする方法です。
サスペンションの強度面で優れ、セッティングの自由度の面で有利な方式ですが、空力面では難があります。

「Vキール」
シングルキールに似ていますが、ロワアームとのマウント部分をVの字上にし、2本のキールで支える方法です。
この利点は、シングルキールでは、フロント部より空気が流れ込む位置にキールが存在してしまいますが、ツインキールではその部分を空けることによりノーズ下面に大量の空気を流し込め、空力面でメリットがあります。
また、強度面、セッティングの自由度の面でもメリットはあります。
2007年はルノーのみ使用。

「ツインキール」
モノコック底辺のから独立した短い棒を2本設け、それぞれに左右のアームがマウントされる方法です。
Vキールと同様、空力面でメリットはありますが、強度面で難があり、キール部分を短くしていることにより補っています。そのため、次のゼロキールと同じような構造に落ち着いています。

そして、

「ゼロキール」
キールを設置せず、ロワアームを直接モノコックに取り付ける方式です。
この方式は、セッティングの自由度面で他の方式に劣りますが、空力的にモノコック下部へ遮るものが無い為、ダウンフォース発生において断然有利です。
最近のマシンのサスペンションは、ほとんどストロークしなくてもいい方向な為、特異なジオメトリーでも耐えられます。

空力全盛の最近のF1マシンにおいて、ブリジストンタイヤ(ワンメイクタイヤ含み)との相性もあり、フロントのダウンフォースを重視した「ゼロキール」が主流となっています。
ちなみに、ゼロキールを採用した最初のマシンは「マクラーレンのMP4−20」。さすがニューウェイ!!

ネタ:天才空力スペシャリスト「エイドリアン・ニューウェイ」
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