フジテレビの「潜入!リアルスコープ」でやってたのですが、
テレビアニメのワンピースはフィリピンでつくられていたってご存知でしたか?
東映アニメーション フィリピン(1986年設立)でつくられているのですが、
原画作業は技術を習得したベテラン社員のみが任されています。
この原画作業は日本のアニメ監督(宮元宏彰)が描いた絵コンテを元に起こすのですが、
ミーティングはWEBカメラを使用し、週一回のペースで
日本の監督とフィリピンの原画担当が通訳を交えて行います。
さらに、動画作業、彩色作業と続きます。もちろんデジタルです。
セルアニメではありません。仕上がるとデータで日本へ送信されます。
アニメ作成にフィリピンが選ばれた理由は、制作費の問題です。
80年代初頭は韓国でやっていたのですが、韓国のインフレが進み、
日本よりコストが高くなったため、台湾、マレーシア、タイと拠点を移し、
行き着いた先がコストと技術に優れるフィリピンだったようです。
フィリピンでは今まで日本のアニメが230本以上放送されているらしく、
アニメ専門チャンネルもあるそうです。
アニメーターの仕事は大人気で就職倍率は15倍だそうです。
ワンピースのコミックスも人気で、英訳されたものが549ペソ(日本円で約1100円)で
売られているらしいです。ちょっと高いっすね。でも売れるらしいです。
ちなみに、南海キャンディーズのふたりがモデルになっているキャラが上です。
ホグバック=山ちゃん、シンドリーちゃん=しずちゃん
山ちゃんと尾田栄一郎さんがメル友らしいですね。
シンドリーちゃんについて尾田栄一郎さんは「嘘ついてごめんね。」と言っていたそうです。
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