江戸時代潜伏していたキリシタン達の中には、200年以上もの間司祭などの専門家の導き
を受けることなく自分達だけで信仰を伝えていったため、教義などの信仰理解が大きく変
化し、仏教や神道などとも結びつき、元々のキリスト教から大きく変化して、独特の日本
的な俗信と化した者たちもいた。このため、明治時代以降にキリスト教の信仰が解禁され
、再びカトリックの布教がなされても、これを受け入れずに復帰せず、今なお独自の信仰
様式を継承している者達が、長崎県などに現在でも存在する。これを学術的に「カクレキ
リシタン」(すべてカナ表記)もしくは「離れキリシタン」と呼ぶ。
写真1
canon5Dmark2 24-105mmF4IS-L 1/100 55mm焦点 F5 ISO1000 EV+-0
写真2
canon5Dmark2 24-105mmF4IS-L 1/80 65mm焦点 F4 ISO1000 EV+-0
写真3
canon5Dmark2 24-105mmF4IS-L 1/60 45mm焦点 F5 ISO1000 EV+-0
写真3は前回展示していなかったものです。仏像に似せたマリア像
今でこそ進行の自由がありますが、当時は凄惨な時代があったと感じます。
一体何人の人が犠牲になったのか・・そう考えると胸が痛みます。