1999年の7の月
天から恐怖の大王が降ってくる
アンゴルモアの大王を蘇らせ
その前後マルスは幸福の名のもとに支配するだろう
「諸世紀(誤訳だが日本では一般的)」80年代、当時の小学生達を恐怖のどん底に叩き込んだ有名な詩です。
いわゆる「ノストラダムスの大予言」として一世を風靡しました。
”恐怖の大王”って何だよ?
”アンゴルモアの大王”ってなんだよ?
マルスって火星のことか?
などなど、小学生達は根拠のない噂について議論しあったものです。
ですが、1999年に人類は滅亡しませんでした。
あの予言はいったい何だったのでしょう。
ノストラダムスの大予言とは、フランスの占星術師ノストラダムスの著書で、
『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』(16世紀)内の第10巻72番(画像中央・右)にかかれた詩です。
日本では、ルポライターの五島勉の『ノストラダムスの大予言』にて紹介され、
メディアを通じて一躍広まりました。著書内では『諸世紀』と書かれていましたが、これは五島の誤訳です。
20世紀後半になるまで、この詩はたいして注目されていませんでしたが、
上記のような著書によって”信奉者”が生まれ、終末思想に関する論争が巻き起こったのです。
いつの時代も終末思想はあるのですが、20世紀はノストラダムスだったというわけです。
そして、21世紀前半の今もっもアツい終末思想が「2012年地球滅亡説」です。
エンターテイメントの一環として終末思想を楽しもうではありませんか!
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