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虫歯の進行と治療法<o:p></o:p>

虫歯は急に進行するわけではなく、長い年月をかけて徐々に進行していきます。ごく初期の段階(Ｃ０＝経過観察)を過ぎてしまうと悪化の一途をたどります。歯は一度悪くなってしまうと、もとの状態には戻りません。歯科医院では、虫歯の進行状況にあわせて、それぞれＣＯ&rArr;Ｃ１&rArr;Ｃ２&rArr;Ｃ３&rArr;Ｃ４という記号で虫歯の進行状態をあらわします。進行状況によって治療方法やかかる時間も異なります。<o:p></o:p>

オートクレーブ 歯科

C1<o:p></o:p>

＜症状＞<o:p></o:p>

歯の表面（エナメル質）が溶けて虫歯になっている状態です。神経は通っていないので痛みがなく、自覚症状もありません。歯の表面にツヤがなくなり、茶褐色になることもあります。<o:p></o:p>

＜治療方法＞<o:p></o:p>

この段階では、再石灰化で治癒することはできません。虫歯の箇所を削り、詰め物をして保護します。比較的短時間で終了します。<o:p></o:p>

C2<o:p></o:p>

＜症状＞<o:p></o:p>

歯の神経に近い象牙質まで虫歯菌が進行した状態です。冷たさや熱さで歯がしみます。虫歯になった箇所は黒っぽくなり、肉眼でも穴が確認できます。<o:p></o:p>

＜治療方法＞<o:p></o:p>

通常、麻酔をして虫歯の箇所を削ります。削った箇所の型を取り、1回目の治療は終了です。<o:p></o:p>

詰め物が完成するころ再度ご来院いただき、装着します。<o:p></o:p>

詰め物の完成は通常１週間程度かかりますが、より短期間でできる治療もあります。<o:p></o:p>

C3<o:p></o:p>

＜症状＞<o:p></o:p>

虫歯菌が神経にまで達した状態です。唾液を飲みこむだけでも痛みがあります。<o:p></o:p>

＜治療方法＞<o:p></o:p>

まず更なる細菌の侵入や痛み、歯の根っこの外への感染を防ぐため、歯の神経を取り除きます。<o:p></o:p>

十分に消毒した後、歯の神経の跡に芯（コア）を立て、その上に被せ物を装着します。治療は長時間かかります。
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C4<o:p></o:p>

＜症状＞<o:p></o:p>

歯の形が崩れて根だけが残っている状態です。<o:p></o:p>

菌が神経にまで浸食しており、腐敗して膿も出てきます。歯ぐきにも強烈な痛みが発生します。<o:p></o:p>