先週発表されたHondaのF1撤退は、各方面に大きな衝撃を与えました。
まさか金融ショックの波が、こんなに早くF1界に押し寄せようとは。
次はルノーか?ともウワサがたっており、業界は混乱しています。
当のHondaですが、会社はチームを売却する意向。
チームの負債は会社が引き受け、売却額は1ドルでもいいとの事。
ただし、タダ同然で引き取ったとしても、今のF1チームを運営して行くのは並大抵なことではありません。
年間何百億円という予算が必要な現状があるからこそ、Hondaは撤退を決めたのです。
早急なコスト削減が必要とされています。
こんな厳しい世界に情熱を向ける男がいます。
それは「デビット・リチャーズ」。
Hondaの前身であるB・A・Rのチーム代表であった彼は、2008年シーズンに自身の持つチーム「プロドライブ」でF1参戦を試みました。
しかしレギュレーションがカスタマーカーを認める方向に行かず断念。
そんな彼に千載一隅のチャンスがめぐってきました。
今週末にも交渉に臨むとの事。
Hondaは元々2008年をあきらめて、早いうちから2009年レギュレーションでの開発を進め、
KERS開発等では有利な立場にいます。
果たして彼はHondaを買収してF1界に復帰できるのでしょうか。
そしたらバトンも安心??