11月17日から行われていた、3日間にわたるバルセロナテストが終了ししました。
このテストにはトロ・ロッソから佐藤琢磨も参加。シート争いをしているセバスチャン・ブルデー、セバスチャン・ブエミとタイムを競いました。
そんな中、初日のテストは佐藤琢磨がトップタイム!
2008年型マシンでの走行だとはいえ、ただひとり1分20秒台を叩き出しました。
続く2日目も、琢磨はトロ・ロッソドライバーの中でトップ!全体でも2番手となるタイムでした。
トップタイムはレッドブルに移籍したセバスチャン・ベッテル。3−4位もトロ・ロッソドライバーで、セバスチャン軍団に包囲された感じです。
3日目は、そのセバスチャン軍団が1−2−3獲得!ベッテル、ブルデー、ブエミの順。
テスト後にブルデーが、トロ・ロッはよりが多くの資金を持ち込めるドライバーを選定するだろうと語っています。
よりスポンサーを持っている琢磨に有利だという言葉ですが、まだそれだけでは決まるとは思えません。
琢磨は今回のテストを素晴らしい経験だったと評し、またトロ・ロッソでレースがしたい、とも語っています。
トロ・ロッソのドライバー決定は、前述したスポンサーマネーの引き出しという駆け引きの為
チーム側が引き伸ばしている感があり、年明けまで決まらない可能性も帯びてきましたが、
ぜひとも最強の日本人ドライバー佐藤琢磨の脂が乗り切った走りを来年も見たい!!