キム・ユリにとって「
主君の太陽 DVD」は、本当に特別なものだった。会話をするだけで楽しくなる先輩に会える機会であり、素敵な後輩もたくさんできたという。そして、これまで披露してきた演技とは全く異なる役を演じるというプレッシャーを乗り越えることができた機会でもあった。終始楽しかった撮影だったが、最後だけは寂しさが押し寄せた。
「最後の撮影は、ガンウ(ソ・イングク)と漢江(ハンガン)で撮影をしました。場所も漢江だと感受性が敏感になりましたね。このシーンが終わればイリョンやガンウともお別れだと、本当に終わってしまうのかなと考えると寂しくなりました。ソ・イングクさんに『今日が最後だね。このシーンが終われば』と言いながらメイクをしてもらおうと座っていると涙が出ました。思っていたよりずっと寂しい気持ちでした。撮影が終わると皆、すっきりした気持ちが半分、寂しい気持ちが半分だと言いますが、私にはすっきりした気持ちはありませんでした」
寂しくて涙が出るほど、楽しく思い出に残る撮影現場だった。お互いにアドバイスをし合った共演者たちや撮影スタッフのおかげで最後まで撮影を続けることができたという。特に撮影現場で励まし合ったソ・ジソブ、コン・ヒョジン、ソ・イングクの魅力を熱心に語ったキム・ユリは、当時を思い出したのか何回も笑って見せた。「主君の太陽」の出演者たちはお互い導かれるように馴染んでいった。
「『
韓国ドラマ 主君の太陽 DVD』で初めて出会う方ばかりでしたが、気遣いや励まし、勇気をもらいながら皆さんと馴染むことができました。特にソ・ジソブ先輩コン・ヒョジン先輩はアドリブ一つ一つ、すべてに気を使って下さいました。ソ・イングクさんはムードメーカーです。キュートな一面がある反面、思いやりもある素敵な友達です。おかげで笑いながら楽しく撮影することができました。イリョンにとってもガンウは特別な存在ではないでしょうか」
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