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これで外部電源を作ると
ここではまず電池容量だけに着目して、単一型ニッケル水素充電池を利用してノートパソコンの外部電源を作ることを検討します。
上記の調査により、単一型ニッケル水素充電池の容量は単一アルカリ乾電池よりかなり大きいことがわかりました。しかし、外部電源を作る際に重要なのは「電池容量」ではなく「電池の電力量」のほうです。 Portege Z830 PCバッテリー
単一アルカリ乾電池の初期端子電圧は公称1.5Vですが、単一型ニッケル水素充電池の公称端子電圧は1.2Vと単一アルカリ乾電池より20パーセントも低いのです。
従って、単一型ニッケル水素充電池の容量を10Ahとすると、電池一個から供給できる電力量は 1.2V×10Ah=12Wh となります。
単一アルカリ乾電池の場合の9Whと比較すると、単一型ニッケル水素充電池ではそれより33パーセントほど大きい12Whの電力をパソコンに供給できることがわかりました。HP Probook 4535s 互换用バッテリー
従って単一型ニッケル水素充電池を4個使えば、その電力量は48Whとなり、私が使用しているノートパソコンの内蔵バッテリパックの電力量と同じになります。
この単一型ニッケル水素充電池を8個使えば、私が使用しているノートパソコンの内蔵バッテリパックの2倍の電力量をパソコンに供給できるわけで、電力量としては私どもの目標とする外部電源装置の要件を満たします。
低コストの外部電源
単一型ニッケル水素充電池は価格が高く、通常単一アルカリ乾電池の10倍以上もします。しかし、無理な使いかたをしなければ、単一型ニッケル水素充電池は1000回ぐらいの充放電が可能で、5年ぐらいにわたって使用可能とされます。hp probook 4510s ACアダプター
従って、たとえば単一型ニッケル水素充電池を10個利用して適当なDC-DCコンバータと組み合わせれば、安価で強力なノートパソコン用外部電源が作れると期待されます。
今後少なくとも数年間は、東京電力管内では計画停電や場合によっては突発的な大規模停電の恐れもあるので、私はこのような外部電源を作っておく予定です。
また前記のように、単一アルカリ乾電池を利用して適当なDC-DCコンバータと組み合わせれば、突発的な大規模停電が起こってもその後数日はノートパソコンを駆動できる強力な非常電源が作れます。計画停電があってもその間はそれほどパソコンを使わないという方には、この方式は維持コストが極めて安いのでおすすめです。
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