近年、10万円台までの手頃な価格帯の時計でもチタン、カーボン、セラミックなど様々な外装素材が用いられるようになった。なかでも、数を増やしているのがチタンを採用したモデルである。
チタンが時計業界で使われはじめたのは、1970年代まで遡る。ステンレススチールの60%ほどと軽く、金属アレルギーも起こりにくいなど、時計素材として優れた特性をもち注目されたが、一方で加工が難しかったため現在ほどラインナップは多くなかった。
近年は加工技術が発達して従来よりも低コストで製造できるようになったことに加え、加工を施すことでステンレススチールに比肩する質感を与えられるグレード5と呼ばれるチタン合金などが用いられるようになり、高級時計を含めて幅広いブランドで採用されるようになったわけだ。
今回は10万円台までの価格帯から、狙い目のチタンウオッチを厳選してみた。チタン製のデイリーウオッチを探している人は、ぜひそちらもチェックしていただきたい。
定番コレクションの“カーキ フィールド”をベースとして製作された、“ハミルトン”とニューヨークを拠点とするデザインハウス、“エンジニアド ガーメンツ”とのコラボレーションウオッチ。
デザイン面で注目したいのは、ケース径36mmの小振りなサイズ感。カーキ フィールドのオリジナルに近いケースサイズで、ユニセックスの魅力と汎用性を両立させている。また、エンジニアド ガーメンツのスタイルをデザインをベースとし、軽量で耐久性の高いチタニウムをケース、ベルトに採用。視認性を確保するため文字盤はミニマルなデザインに仕上げた。
ムーヴメントには自動巻き“Cal.H-10”を搭載し、耐磁性、温度変化、耐衝撃性に強いNivachron製ヒゲゼンマイを採用しており、80時間ものロングパワーリザーブを備える。
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