魚人島に世界貴族(天竜人)ミョスガルド聖が来ました!海底生物に襲われ船員はみんな死んでしまった様子で本人も瀕死!マスクを持って来い魚類共と喚き、医者を求め銃を発砲!ホーディは殺すべきだと言います。ジンベエが七武海になってタイヨウの海賊団の者達が国へ帰り、その中には元奴隷もいるため、ミョスガルドは“大金をはたいた わちきの魚人奴隷コレクション達”を取り返しに来たのだそうです。
ミョスガルドの前に進み出た数人の元奴隷の魚人達は、ミョスガルドに銃を向けました!ここ海底では島民が黙っていればただの“海難事故”!島民達は当然黙ってるぞと言い、お前達が受けた苦痛を味わわせてやれ、苦しめて殺せと叫びます!わちきは偉いのに・・・!?と驚くミョスガルド!自分は偉いと教えられて育った人には事態が理解できない様子!
許そうにも お前だけは許す事ができないと魚人が発砲!それをオトヒメ王妃が身を挺して庇いました!「みなさん銃を捨てて下さい・・・!!子供達が見てます・・・!!!」そして駆けつける6歳のしらほし姫と王子達!オトヒメ王妃は、子供達はこれから出会い考えるのだから、人間達への怒りや憎しみを子供達に植えつけないでと訴えます!同じ事を言ったタイガーを思い出すジンベエ!
しかしミョスガルドがオトヒメ王妃に銃を突きつけました!それを見て大声で泣くしらほし姫!すると海から巨大な海王類達が出現!驚愕する人々!1匹の海王類は天竜人の船を食べてしまいました!ミョスガルドは恐怖で気絶!少し様子を見た後 去る海王類達!伝説によると、遥か昔 海王類をも従わせる人魚姫がおり、初代バンダー・デッケンはその伝説を追い求め海底を目指したそうです。ついに見つけたと喜ぶデッケン九世!オトヒメ王妃もその伝説を知っていそうですね。アラディンがミョスガルドの治療を名乗り出ました。
数週間後治療を終えミョスガルドは命を救われましたが、家畜の分際で飼い主に銃を向けた事を後悔させてやると言い竜宮城の船に乗り込もうとします。まだお話があるなら私が地上まで同行しますと言うオトヒメ王妃!自分が行くとネプチューン王が止めますが、人一倍体の弱い自分が行って帰って来られる世界でなければ地上の安全を証明出来ないとオトヒメ王妃が食い下がり、ミョスガルドと一緒に地上へ!
百日にも感じる不安な一週間が過ぎた頃、数日に及ぶ説得の末オトヒメ王妃はついに横暴な天竜人をなだめ、さらに魚人島の“希望の光”といえる一枚の紙を持ち帰りました!数世代遡って教育し直さなければ どうしようもなさそうに思えた天竜人をなだめ“希望の光”まで持ち帰るとは!まさか移住の許可を取ってきたのでしょうか?
→第624話 “オトヒメ王妃”
→第626話 “ネプチューン3兄弟”