フリューゲルスショック!! 天皇杯優勝でチーム消滅！

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フリューゲルスショック!!　天皇杯優勝でチーム消滅！

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◇登録日: 2008年1月4日

: ゴリツァ（｀O´)o; 道場主

Lv.68

今年も天皇杯決勝で日本のサッカーは始まり
みごとアントラーズが優勝をおさめました

天皇杯は日本サッカーにおける　プロ・アマチュアを交えた最高峰の
大会で　過去にたくさんの事件がおきています
その中のひとつを紹介します

1998年10月29日、記者発表前にマスコミから出し抜かれる形でマリノスと
フリューゲルスの合併が突然発覚しました　
出資会社の一つであった佐藤工業が本業の経営不振のためチーム運営からの撤退を表明し、もう一つの出資会社の全日空も単独でチームを支える余力がなかった
ことが原因で、合併することとなったようです

その為、横浜マリノスの親会社日産自動車との協議の結果、横浜マリノスに吸収合併されることになり、チームは事実上消滅することになったのです

そして、両チームの合併はその日のJリーグ理事会で正式に承認されました
しかし、「事前に何の説明もなく決定された事」や「合併相手がよりによって同じ横浜市に本拠地を置くライバルチームだった事」などから
多くのサポーターの反感を買い、合併反対署名運動等が全国で起こり50万を
超える署名が集まったが、同年12月2日に電撃的な形で両チーム合併の調印式が
行われた為にとうとう最後まで合併は覆りませんでした

そんな合併消滅劇の中、同年開催の天皇杯、『負ければその時点でチーム消滅』という
過酷な状況下で、準々決勝でジュビロ磐田、準決勝で鹿島アントラーズと
当時のJリーグで突出した強さを持っていた2チームを破り決勝まで勝ち進み
1999年1月1日の決勝では、清水エスパルスを逆転で破って優勝、
合併発表後リーグ戦・カップ戦を通じて1度も負けることがなく　その歴史に幕を下ろしました

当時、監督だったゲルト・エンゲルスは
「優勝して消滅するチームなんて　ヨーロッパにはありえない」という
言葉を残して　いたよーな気がします

日本サッカー史上　最も哀しい事件のひとつです