時は戦国時代。織田信長は稲葉山城(現在の岐阜城)を攻め落として美濃を攻略。
城下町の井之口を「岐阜」と改めました。
この「岐阜」とはどこから来たのでしょうか・・・。
『周の文王 岐山に起って 天下を定む』という故事があります。
その昔、中国の周の文王は岐山より起こり、八百年の太平の基を築きました。
また学問の祖、孔子の生まれた地を『曲阜』といいます。
つまり、岐山の「岐」と曲阜の「阜」が組み合わさって「岐阜」となったのです。
岐阜とは、信長の天下統一の夢が込められた名前なのです。
ちなみに、岐阜という地名は信長が命名する以前から使われていたとも
言われており、その由来には諸説があります。
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