「あの子を探して」「至福のとき」のチャン・イーモウ監督が
現在ではアジアのトップ女優、チャン・ツィイーを大抜擢し
純粋で美しい女性を描いた。
町から村へと続く1本の道。
そこから、初恋はやってきた−。
町からやってきた青年教師ルオに恋をした少女チャオ。
彼女は一目でルオに恋をし
彼のために想いを込めた料理を作る。
そしていつしか二人の想いは通じ合うようになるが
ある日、ルオは町に戻らなければならなくなる。
チャオは来る日も来る日も
ルオを想い、町へ続く1本の道で待ち続ける・・・
ただ純粋に、ひたむきに
一人の男性を愛した女性のストーリー。
セリフは少ないが
主人公の表情や、風景がすべてを
物語っている。
広大な大地、黄色く色づいた木々に
チャン・ツィイーの
ピンクの服と赤いマフラーが映えた
とても美しい映像と
現代を白黒、当時をカラーで
表現している演出がすばらしい。
純粋な主人公に昔の自分を思い出す
とてもすばらしい作品です。
チャン・ツィイーが本当にかわいいです!
初恋のきた道(我的父親母親/THE ROAD HOME)
1999年 アメリカ=中国 89分
監督:チャン・イーモウ
チャン・ツィイー チョン・ハオ スン・ホンレイ チャオ・ユエリン