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リバー・ランズ・スルー・イット

◇評価 91ポイント
◇閲覧回数 29,090
◇登録日
2007年10月9日
Tippy
Tippy
道場主

Lv.25

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ブラッド・ピットを一躍スターダムに伸し上げた作品。
全米わずか12館で封切られた本作品は、
公開4週目には公開館数795館となる、驚異的なヒットを飛ばした。

1912年、アメリカ北西部のモンタナ州ミズーリ。
牧師で厳格な父を持つノーマンとポール。
兄のノーマンは父に似て繊細で真面目な性格。
弟のポールは頑固なやんちゃ坊主だが、
みんなを明るくさせる天性の魅力の持ち主。
対照的な兄弟ではあったが、父から教わった
フライ・フィッシングには共通の想いがあった。

兄弟は互いと父を深く愛しながらも、
それを表現するのは不器用であったために、
必要な時に助けを求めたり、それを素直に受け入れることが出来ない。
やがてポールはアルコールとポーカーにのめり込み破滅していく・・・



ラスト、年老いたノーマンが故郷の川で言えなかった弟への想いを
フライ・フィッシングをしながら思い出すとともに、
美しい川の流れる映像が映し出されるところに、
この作品のすべてが詰まっているような感じがする。

またポールを演じたブラッド・ピットはまさに
ロバート・レッドフォードの再来とも呼ばれるべく、ルックスの持ち主。
彼の笑顔と、フライ・フィッシングをする姿は、
ポールそのもののような気がする。

ポール役のオーディションでは、故リバー・フェニックスも来ていた。
しかし、彼は自分ではない、別のもっとポールにふさわしい人に決まる
と言っていたらしい。
それがブラッド・ピットなのだが、
ブラッド・ピットはこのオーディションは満足のいくものではなく、
後日演技をしたテープをレッドフォードに送り、
これが決め手でポール役を獲得した。

美しい映像といい、ストーリーといい、何度見ても
飽きの来ない作品である。


リバー・ランズ・スルー・イット(A RIVER RUNS THROUGH IT)
1992年 アメリカ 124分
監督:ロバート・レッドフォード
原作:ノーマン・マクリーン
ブラッド・ピット クレイグ・シェーファー トム・スケリット
ブレンダ・ブレシン エミリー・ロイド
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