鈴鹿で行われた日本GPでのグロックの事故により、前戦ブラジルGPでF1デビューを果たした小林可夢偉が、次戦のアブダビGPでもトヨタのステアリングを握ることが決まりました。
グロッグの怪我が思っていたよりも重傷で、今回はリスク回避をすることをチームは選びました。
ブラジルGPでは王者バトンをかなりの周回で押さえ込んで、苦戦するルーキー勢の中で一番の輝きを見せた可夢偉だが、今回のアブダビGPでは来季のシートを狙っての走りが期待されます。
というのも、トヨタはまだ来年のシートが決まっていません。トゥルーリはロータス移籍、グロッグにはルノーやウィリアムズ移籍のウワサが流れているからです。
ただ、この2ドライバーも移籍先は確実ではなく残留もありえます。
ここに入ってくるかも知れないのが、フェラーリを出たライコネン。
小林可夢偉はこういった経験豊富で、速いドライバーたちと戦っていかなければなりません。
しかしドライバーが大きく動く今シーズンの移籍市場ですから、ルーキーにも大きなチャンスも転がっています。
アブダビGPで速さを見せつけ、シート獲得となるのでしょうか。
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