フェラーリは、次戦のイタリアGPからフォース・インディアのドライバーであるジャンカルロ・フィジケラを負傷中のマッサのシートに起用することを発表しました。
ヨーロッパ、ベルギーで走行したルカ・バドエルの戦闘力不足を見てのもので、前戦ベルギーGP予選でポールを獲得し、決勝の2位と大活躍したフィジケラが抜擢されました。
契約は今年最後まで。フォース・インディアはその間、リザーブドライバーのヴィタントニオ・リウッツィを起用します。
これでシューマッハの復帰は夢となってしまったわけですが、現役の優勝経験ドライバーで、しかもイタリア人というフィジケラを起用したことで、フェラーリ内では来年に向けた戦いのスタートを切ることが出来そうです。
来年フィジケラはフェラーリのリザーブドライバーとして契約することが決まっており、今季でのフルタイム参戦は引退することになりそうです。
最後の晴れ舞台といったところでしょうか。
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