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歯の表面のエナメル質が少し溶けて、濁ったように見える状態

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2020年11月25日

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C0|脱灰<o:p></o:p>

歯の表面のエナメル質が少し溶けて、濁ったように見える状態。痛みなどの自覚症状はありません。正しいブラッシングによって治癒(再石灰化)することがあります。<o:p></o:p>

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定期的な検診とブラッシングで再石灰化も可能です<o:p></o:p>

C0という状態はむし歯菌が少なく、歯の再石灰化が可能な状態です。ただし、再石灰化せずC1(エナメル質のむし歯)につながる危険性もあるため、定期的に歯科医院に通うことでC0の状態を維持しましょう。<o:p></o:p>

C1|エナメル質の虫歯<o:p></o:p>

エナメル質が溶けて歯の表面が黒くなった状態。まだ痛みなどの自覚症状はありません。むし歯部分を削ってプラスチック(レジン)を詰めて治療します。<o:p></o:p>

早期治療で痛みの少ない治療が可能<o:p></o:p>

C1の状態での治療は、ほんの少し歯の表面のみを削る痛みのほぼない治療になります。C1より進行した治療では麻酔の必要性なども出てきますので、早期発見、早期治療が最も大切となります。<o:p></o:p>

C2|象牙質の虫歯<o:p></o:p>

エナメル質の内部の象牙質まで虫歯が進行した状態。冷たいものや甘いものを食べると歯がしみて痛みます。むし歯部分を削ってつめ物(インレー)を詰めて治療します。<o:p></o:p>

痛みがある場合は早めに受診をお願いします<o:p></o:p>

日常生活で痛みを時々感じるぐらいのむし歯です。さらに進行し慢性的に痛みが出てしまうと、治療回数も大幅に増えていきますので、早めの受診をおすすめします。<o:p></o:p>

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C3|神経に達したむし歯<o:p></o:p>

むし歯が神経にまで達した状態。何もしていなくてもズキズキと激しい痛みを感じるようになります。神経を取り除く治療(根管治療)を行い、かぶせ物(クラウン)を被せて機能を回復させます。<o:p></o:p>

痛みを我慢せず受診してください<o:p></o:p>

神経(歯髄)にまで菌が到達した状態です。放置すると歯の根元に膿が発生し、長期的な治療が必要になります。<o:p></o:p>

C4|歯根に達したむし歯<o:p></o:p>

神経が死んで、歯根までむし歯が達した状態。かぶせ物(クラウン)が出来ない場合はは抜歯をして、インプラント治療やブリッジ、入れ歯治療を行う必要があります。<o:p></o:p>

むし歯だけでなく、全身への影響も起こりえます<o:p></o:p>

神経(歯髄)が死んでいる場合、痛みはない状態ですが治ったわけではありません。放置したままアゴの骨にまで菌が到達すれば高熱が発生したり、別の疾患が発生する原因になることもあります。<o:p></o:p>

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