ネタ | まゆみん解説 亀の飼育 大辞典道場 | マニアーナ！ | まにあ道

リクガメの床材 種類と使い方


リクガメの飼育に使う、床材のおもな種類と使い方についての疑問まとめです。

●床材として使える素材
●素材ごとの特徴と選び方
●床材の注意点

などが分かります。以下をチェックして、リクガメの種類に合ったものを選んでください。






■リクガメの床材の選び方


リクガメの床材は、爬虫類用のマットを使います。リクガメの生息地や種類に合わせて選びます。

●砂漠乾燥タイプ
ケヅメ、ヒョウモン、ロシア、ギリシャ、ヘルマンなど、砂漠や乾燥地帯に生息するリクガメに使う床材。サラッとした細かい砂タイプの素材が多い。

●乾湿両用タイプ
ほぼすべての種類のリクガメに使える。ホシガメなど高湿度を好むリクガメ、乾燥地帯に生息するリクガメ、どちらにも使える。ヤシ素材が多い。





■リクガメの床材の種類


リクガメの床材として、よく使われているもの一覧。素材ごとに、それぞれ特徴があります。

	●クルミ素材 （砂漠乾燥タイプ） クルミの殻を砕いて砂にした床材。粒2mm。砂漠・乾燥地帯のリクガメ向き。 (画像：カミハタ デザートブレンドクラシック）
	●ヤシガラ （乾湿両用タイプ） ヤシガラの床材。通気・保水性に優れ、ほぼすべての種類のリクガメに使える。 （画像： ミタニ 爬虫類用床材ハスクチップ）
	●バークチップ （乾湿両用タイプ） パインバーク(松の樹皮)を砕いた床材。ほぼすべての種類のリクガメに使える。 （画像：ポゴナクラブ バークチップ）
	●赤玉土・鹿沼土 粉塵が多いため、他の床材と混ぜてかさ増しする使い方がおすすめ。 （画像： 創和 赤玉ボール中粒 14L）
	●ペットシーツ 交換しやすく衛生的。人工芝などをスノコ代わりにして、下に敷く方法も。 （画像： Wagペットシーツ レギュラー）
	●新聞紙 フンや尿の状態を確認しやすい。簡易的に敷く素材としておすすめ。

■床材の使い方・注意点



●床材の節約には赤玉土！
赤玉土・鹿沼土は粉塵が出やすいため、単体ではなく他の床材と一緒に使うのがおすすめ。床材の下に敷く土台や、かさ増しで使うと節約になります。

●用途に合わせて使い分ける
新聞紙やペットシーツは、排泄物の状態が確認しやすく、衛生的。移動や、病気の治療時などにおすすめ。必要に応じて使い分けます。

●誤飲する床材は使わない
リクガメが誤飲するもの、餌と一緒に食べてしまう大きさのものは、使わないようにします。床材を誤飲し続けると、腸閉塞の原因となるため注意。

●合わない床材は使わない
リクガメの体質によっては、まれに床材が合わないことがあります。くしゃみ、鼻水、涙、目やになどが出た場合は、他の素材に変えてください。



リクガメの床材は、さまざまな種類があります。素材の特性を知り、リクガメの種類や用途に合わせて使い分けることがポイントです。

◆解説者◆ まにあ道 公式タレント まゆみん アメブロ マニアーナ！公式ブログ まゆみんぶろぐ Twitter まゆみん＠maniana_mayumin

ビバリウムガイド88 2020年 03月号 リクガメの夜明け 【Amazon】 →【楽天】	サングロー タイトビーム 50W バスキングライト 【Amazon】 →【楽天】	カミハタ デザートブレンド クラシック 4.4kg 【Amazon】 →【楽天】	ジクラアギト 爬虫類万能 ヤシガラ 4L 【Amazon】 →【楽天】	ビバリア ウォールナッツ サンド 3kg 【Amazon】 →【楽天】