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歯ぐきの炎症が進み、歯周ポケットが形成され始めた状態です

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2020年9月2日

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歯周病とは?<o:p></o:p>

歯と歯ぐきの溝に汚れがたまるとプラークが付着し、石灰化して歯石に変化します。この歯石やプラーク内の歯周病菌の毒素によって、歯ぐきに炎症が発生。炎症が進むと歯を支える歯周組織や顎の骨が壊れ、歯と歯ぐきの溝が深くなることで歯周ポケットが形成されます。さらに破壊が進むと、やがては支えを失った歯が抜け落ちてしまう&hellip;&hellip;これが歯周病です。<o:p></o:p>

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進行過程<o:p></o:p>

歯周病は歯肉炎と歯周炎に分けられます。歯肉炎は歯肉だけが炎症を起こす状態ですが、さらに進行し歯を支える顎の骨にまで影響がおよぶと、歯周炎に変化。歯周炎はさらに軽度、中等度、重度の3段階に分けられるのが特徴です。<o:p></o:p>

軽度歯周炎<o:p></o:p>

歯ぐきの炎症が進み、歯周ポケットが形成され始めた状態です。健康な歯ぐきがピンク色で引き締まっているのに対し、歯ぐきが腫れ充血し、歯みがきの際に出血することがあります。歯周ポケットの深さは23mmです。<o:p></o:p>

中等度歯周炎<o:p></o:p>

歯を支える顎の骨の破壊が進み、歯がぐらつきだした状態です。化膿しやすくなるほか、腫れがひどくなる、口臭がきつくなる、咬む力が弱まるなどの症状が見られます。歯周ポケットは4mm以上です。<o:p></o:p>

重度歯周炎<o:p></o:p>

歯周ポケットの深さが6mm以上になり、歯を支える顎の骨の半分以上が破壊された状態です。歯がぐらつき、膿がでる状態であり、そのまま放置すると歯の喪失につながります。<o:p></o:p>

歯周病治療が重要な理由<o:p></o:p>

お口の変化に気づいてもなかなか治療を受けない方は少なくありませんが、その間にも歯周病はどんどん進行し、お口の健康が損なわれていっています。できるだけ悪化させないためには、早急に治療を受けることが大切です。<o:p></o:p>

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自覚症状がないまま進行スピードが速まる<o:p></o:p>

歯周病の初期段階は、自覚症状が表れません。しかしある程度進行し、歯ぐきの腫れや出血などに気づいてからは、進行のスピードが一気に速まります。歯周ポケットが深くなっていき、顎の骨が溶けていくなどの症状が見られるようになるでしょう。<o:p></o:p>

顎の骨が溶けてしまう<o:p></o:p>

歯を支える顎の骨は、いったん溶けてしまうと基本的には元には戻りません。失った顎の骨を補うには、外科処置を行って顎の骨の再生療法を受けるしかないのです。<o:p></o:p>

口だけではなく全身疾患を招くリスクがある<o:p></o:p>

歯周病は大切な歯を失ってしまうこわい病気ですが、影響はお口の中だけにとどまりません。歯周病菌が血管に入り込み、全身を巡ると、全身疾患の原因になるといわれています。糖尿病・心疾患・低体重児出産・早産・誤嚥性肺炎のリスクが高まるとされており、大きなリスクがあるのです。<o:p></o:p>

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