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歯や歯ぐきの健康はお口の中だけでなく全身と関係しています

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2020年9月1日

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お口の中にはおよそ400種類の細菌が住んでいます。
これらは普段あまり悪いことをしませんが、ブラッシングが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取すると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくっつきます。
これを歯垢と言います。歯垢1mgの中には10億個の細菌がバイオフィルムが住みついていると言われ、虫歯や歯周病をひき起こします。バイオフィルム&hellip;菌膜とも呼ばれ、微生物により形成される構造体のこと)その中で歯周病を引き起こす細菌は、ポルフィロモナス・ジンジバリス、プレボテーラ・インターメディア、アクチノバシラス・アクチノマイセテムコミタンスなど10種類以上が分かっています。<o:p></o:p>

また歯垢は粘着性が強く、うがいをした程度では落ちません。
この歯垢の中で細菌が歯肉に炎症を引き起こし、やがては歯を支えている骨を溶かすのです。さらに、歯垢は取り除かれなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。その中や周りにさらに細菌が入り込み毒素を出し続けると、もはやブラッシングなどでは取り除けません。正しいブラッシングを身につけ、効果的に歯垢を取り除きましょう。<o:p></o:p>

光照射器

歯周病はさまざまな全身疾患のリスクになります。<o:p></o:p>

歯や歯ぐきの健康はお口の中だけでなく全身と関係しています。
お口の中には何百種類という細菌が生息していますが、口から体の中に入り込むと、さまざまな病気を引き起こすことが知られています。
たとえば心臓病、肺炎、糖尿病、早産などです。
歯周病は歯周病菌のかたまりである歯垢や、歯石による歯ぐきの炎症ですが、たかがお口の病気とあなどってはいけません。
歯と歯ぐきの健康維持は全身の健康に繋がっているのです。<o:p></o:p>

歯科顕微鏡

肺炎<o:p></o:p>

歯周病菌が肺に感染し、肺炎になる可能性があります。<o:p></o:p>

心臓病<o:p></o:p>

重症になると歯周病菌による炎症から血栓(血の固まり)ができやすくなるため、動脈硬化を招き心筋梗塞や狭心症などを引き起こすことがあります。また心臓の内側にある心内膜の炎症を引き起こし、細菌性心内膜炎になる場合もあります。<o:p></o:p>

糖尿病<o:p></o:p>

歯周病が糖尿病を引き起こすだけでなく、糖尿病の患者さんが歯周病にかかっていると血糖のコントロールが難しくなり、さらに悪化してしまう可能性があります。<o:p></o:p>

早産<o:p></o:p>

歯周病菌による口腔内の炎症が胎児の成長に影響し、早産を引き起こす可能性があります。歯周病の妊婦は、歯周病でない妊婦と比べて、早産や未熟児を出産する確立が7倍にもなると言われています。<o:p></o:p>

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