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【亀の飼育】 水槽の水と陸地 レイアウトの疑問まとめ【2020年版】

◇評価 20ポイント
◇閲覧回数 13,886
◇登録日
2020年6月26日
まゆみん
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亀の飼育 水槽のレイアウト編




クサガメ、イシガメ、ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)などの、亀の水槽の水と陸地の作り方です。

「水と陸地の広さは?」「水深(水の量)はどのくらい?」「陸地の作り方」

など、飼い方や水槽のレイアウトでよくある疑問をまとめました。以下を目安に、亀に合った飼育環境を作ってください。






■水と陸のセッティング

亀の水槽には、水場と陸場の両方が必要です。以下を目安に、セッティングしてください。


○水と陸の割合は4:1
水槽を真上から見下ろしたとき、泳ぎ回るための水場が4分の3、陸場が4分の1くらいが目安。

○水深は甲羅の高さ3倍
水深(水の量)の目安は、甲羅の高さの3倍ほど。余裕をもって泳ぎ回れるくらいが理想的です。

○子ガメの水深は浅く
5cmほどの子ガメは、泳ぎが苦手で溺れやすいです。首を伸ばして呼吸できる水深にします。





■亀の陸地に使えるもの

おもに、以下の素材がよく使われます。水に強い素材で、亀が登りやすく安定したものを選びます。



○シェルター一体型

日光浴の陸地とシェルターが一体になっているもの。ホームセンターなどで入手できます。
(画像:ジェックス カメの島M-1
○スロープ付き陸地

亀が登りやすいスロープつきの陸地。百均のキッチン用品+吸盤+人工芝を組み合わせて作ることも可能。
(画像:カメの浮き島乾燥プラットフォーム
○レンガ
安価で、乾きやすく丈夫。水垢や苔がついてもゴシゴシ洗える。亀の陸地におすすめの素材。

○人工芝

ホームセンターや百均の人工芝(ジョイントマット)。安価で水はけがよく、亀の陸地やレイアウトにも使いやすい素材。





■おすすめできない素材

小さい頃から亀を20年飼っていますが、個人的に「失敗した」と思ったものです。ご参考になれば幸いです。


×砂利を盛り上げて陸にする
亀は水を汚すので、砂利を入れると汚れがたまります。毎日の水換えのたび、砂利をすべて洗って盛り上げて陸地を作るのは、手間がかかりました。

×「木の板」など木製のもの
「ボロボロになる」「苔や水垢の汚れが落ち切らない」「水を吸ってジメジメした状態になりやすい」という点から、亀の陸地としてはいまいちでした。

×植木鉢を2つに割ったもの
植木鉢を、「シェルター兼日光浴の陸」にしたときは脱走率が高かったです。植木鉢を踏み台にして、亀が外へ出てしまったようです。

×塗装してあるタイプの陸地
市販の亀の陸地で「塗装してあるタイプ」は、劣化が早かった気がします。水垢や苔がつくので、洗って落とすことで表面が剥がれやすいです。


水槽のレイアウトは、亀が過ごしやすく水換えしやすいものにすることが大切です。お好みに合わせて、陸地を自作したり色々と工夫をしてみるのもおすすめです。



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