2009年シーズンがいよいよ始まりました。
今年はレギュレーションが大幅に変更し、今までの勢力図が大きく変わります。
それでは、簡単にレギュレーション変更のチェック。
・空力デバイスの変更一番見た目で変わったのはココ!フロントウイングが大きくなり、リアウイングが高く、小さくなりました。
また数々のエアロガジェット禁止となり、すっきりした見た目となっています。
ただ、全体のダウンフォース量は大幅に削減されています。
・スリックタイヤの復活昨年までは溝が入ったグルーブドタイヤを使用していましたが、97年以来となるスリックタイヤが復活します。
コーナーでのグリップが強くなりますが、昨年からバランスが変わり、性格の違うタイヤをいち早く使いこなすかが鍵になります。
また、ウェットは昨年のままですから、雨のレースではよりコントロールがしにくくなり差がつくと思われます。
・KERSの導入エネルギー回生の流れがF1にもやってきました。
機械式と電気式があり、開幕に開発が間に合っていないチームも多々あります。
1周につき約81馬力のパワーブーストを約6秒間使えるこのシステムは、武器としてつかるのでしょうか。
・エンジン回転数の抑制昨年の19,000回転/分から18,000回転/分に変更され、パワーダウンが計られています。
・エンジン使用規定の変更年間8基をどのタイミングで使っても良くなりました。9基目を使うと予選10グリッド降格のペナルティ。
これにより、昨年までの2レース1基の規定が外れ、1レースのみ使ったり、3レース使い続けたり、
また、エンジンを復活させることも可能となります。
いざという時に新品を持ってくることも作戦として考えられます。
・フロントウィングフラップの可変1周につき2回までの最大6度の調整が可能。
ドライバーにとっては操作が増えるので、タイミングをきっちりはかり行えるかが注目されます。
大きな変更点は以上です。
多少難しいこともありますが、昨年とは違った楽しみ方ができるはずです。
熱いバトルを期待しましょう!
コメントはまだありません。