HondaがF1撤退を発表してから約3ヶ月、ようやくチームを引き継ぐものが決まりました。
それは何と、ロス・ブラウン!
MBOの形を取って、昨年Hondaでチームプリンシパルとして働いていたブラウンが買収することとなりました。
なぜこのようなことになったのでしょうか。
ヴァージングループな色々な名前が挙がっていたのはいったい何だったのでしょうか。
どうやらニック・フライが当初から自分が引き継ぎたいと考えていた事が、経緯を複雑にしていた模様。
多くの買収に関心のあるチームや個人がHondaに話を持ちかけたが、全て途中で断念している。
ホンダの福井社長も、「真剣にチームを買おうとしていたものはいない」と語っている。
途中、F1界の総帥バーニー・エクレストンも買収しようとオファーを出したが、彼の提案を却下されている。
彼の提案とは、バーニーがチームの株式65%を取得し、残りの17.5%ずつをニック・フライ、ロス・ブラウンで分けるというもの。
しかしこれには裏があり、かねてからFOTAを押さえつけたかったバーニーが、チーム代表となることでFOTAの全会一致での表決システムを逆手にとり、阻止できるようにと考えていた。
これが理由で提案を断ったことが大きいと思われます。
結局HondaはMBOという形を取らざるをえなかったわけだが、
ニック・フライの参加をホンダが拒否した結果、ロス・ブラウン単独での買収となった。
これで開幕戦オーストラリアには20台のF1マシンが並ぶこととなりそうだが、
新生「ブラウンGP」はどこまでの活躍をみせてくれるのでしょうか!!
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