フェラーリ 「F2012」 マシン紹介

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フェラーリ「F2012」　マシン紹介

◇評価 10ポイント; ◇閲覧回数 10,448回
◇登録日: 2012年2月10日

: ブルンディ; 道場主

Lv.283

「美しくない」とルカ・モンテツェモロ社長が言ったように、見た目よりも速さを重視した今年のF2012。最初に目に付くのが、フロントノーズの段差ではないでしょうか。今年のレギュレーションに合わせた形ですが、こんなに急勾配でドラッグは大丈夫なのかと思ってしまいます。データによるとそれほど影響は受けないようです。そのフロントノーズよりも思い切った策を打ってきたのがサスペンション部分。リアはレッドブルがいち早く採用してトレンドとなっているプルロッドをようやく採用しました。しかしフロント部のプルロッド化も同時に行う思い切った方針。重心を低くする意味があるようですが、果たしてこの積極性が吉と出るのでしょうか。

「主要諸元」

形式	フェラーリF2012
シャシー	カーボンファイバー＆ハミカムコンポジット構造
ギアボックス	フェラーリ製縦置
トランスミッション	セミオートマチック・シーケンシャル電子制御ギアボクス（クイックシフト）
ギア数	7速＋リバース
ブレーキ	ブレンボ製ベンチレート・カーボンファイバー・ディスクブレーキ
サスペンション	独立懸架サスペンション、前後ともプルロッド式トーションスプリング
重量	640kg
ホイール	OZ製13インチ（前後）

「エンジン」

形式	フェラーリタイプ056
排気量	2,398cc
気筒数	8
Vアングル	90度（鍛造アルミニウム）
バルブ数	32
バルブ駆動	圧搾空気式
ピストン口径	98mm
重量	95kg
燃料供給装置	マニエッティマレリ製デジタル電子制御燃料噴射
点火供給装置	マニエッティマレリ製静電気式電子制御点火装置
燃料	シェル製VパワーULG-66L/２
潤滑油	シェル製