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金魚の病気 水カビ病の治療 ・薬浴 〜効果のある薬は?〜

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2012年2月7日
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水カビ病は、金魚の病気の中でもよく見られる病気のひとつです。

モヤモヤした白い物体がヒレや体についているときは水カビ病にかかった可能性があります。
見た目で驚いてしまいがちですが、初期なら薬を使わなくても治療することが可能な病気です。

水カビ病の簡単な治療のしかたと、水カビ病の治療で使う金魚の薬についてご紹介します。



■水カビ病の症状

おもな症状は、ヒレや体などに白いモヤモヤしたカビがつきます。見た目ですぐ分かります。
そのまま悪化すると、全身が綿のようなモヤモヤに覆われて死んでしまうこともあります。


■水カビ病の治療

治療は、「メチレンブルー」を使った薬浴(もしくは塩水浴)をさせて治療する方法が一般的です。
あとは、水温を上げること。水温を25℃以上にする、ということが一番の重要なポイントです。

以下の治療方法が、初心者さんでも一番安全であり、失敗が少ないおすすめの方法です。


・水温を25℃以上にする

金魚の水カビ病は、水温が20℃以下になる春先〜秋などに発生することが多いのが特徴です。

水カビ病の細菌は、高温が苦手で低温を好む傾向があります。金魚用のヒーターなどで水温を
25℃以上に設定しておけば菌の繁殖を防ぐことができます。モヤモヤが目立っていない初期の
水カビ病ならば、水中ヒーターをつけるだけでも効果的です。

以下の方法で薬浴(塩水浴+薬浴)させながらヒーターで水温を上げれば、回復が速くなります。


・薬浴をさせる

まず、カビのモヤモヤを取り除くことができそうな場合は、ピンセットでやさしく取り除きます。
(うまくできな場合は、そのままでも大丈夫です。金魚さんの体を傷つけないよう注意します。)
そのあとで、メチレンブルー・グリーンFゴールド・エルバージュなどの薬を使うとよいです。

一般的でもっとも手に入りやすく、効果があるとされるのが「メチレンブルー」という薬です。

飼育水の割合に応じて、チレンブルーをそのまま混ぜます。あとはそのままにしておきます。
薬浴期間は3〜5日間です。この間は金魚さんに餌を与えないで絶食させて様子をみます。


・塩水浴+薬浴

0.5%の食塩水(水1リットルにつき塩5gの割合)の中に、薬(メチレンブルー)を入れる方法です。

水に、.5%の食塩を加えるのは、金魚さんの浸透圧に合わせた塩分濃度にするためです。
この濃度が金魚さんにとって最も体の負担が少ない濃度です。金魚さんが弱っている場合は、
薬浴だけにするよりも「塩水浴+薬浴」にしたほうが効果があるので、おすすめの治療法です。

食塩水は、前もってバケツで作り置きしてカルキを抜いておくと便利です。水温を金魚さんの
飼育水に合わせておくことを忘れないでください。(水温の温度差があると弱ってしまいます。)

飼育水の割合に応じて、チレンブルーをそのまま混ぜます。あとはそのままにしておきます。
薬浴期間は3〜5日間です。この間は金魚さんに餌を与えないで絶食させて様子をみます。


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