金魚さんが、白点病にかかってしまいましたが元気になりました。
「金魚の風邪」とも言われており、最もかかりやすい病気「白点病」の治療の仕方についてです。
ある日突然、金魚さんの尾びれに白いポツポツが。
泳ぎ回っててうまく撮れませんでしたが、画像のように細かい点がたくさんついていました。
尾びれ・背びれから白点がでて、全身に広がります。
水槽や砂利に体をこすりつけたりもします。
感染力がつよく、他の金魚にもうつるようです。
白点病の原因
繊毛虫のイクチオフチリウス(白点虫)が寄生することで白点に見えます。
金魚の栄養を吸って成長すると金魚から離れて水の底で何百匹もの小虫に分裂し、
その小虫がまた金魚に寄生します。
温度変化が激しいと、金魚が弱って発症することが多いようです。
白点病の治療
この虫は熱さに弱く、水温が25℃になると活動を停止し30℃以上になると
熱さに耐え切れずに金魚の体から出て離れていきます。
ヒーターで25〜30℃を保ちながら、薬で薬浴か、0.5%の塩水で塩水浴。
もしくは薬+塩両方で治療する方法が、一般的な治療方法です。
塩を使うときは、水草やろ過器は使えなくなります。
(塩分で水草が枯れたり、ろ過フィルターのバクテリアが死んでしまうので注意。)
治療中は、水質悪化を防ぐために必ずこまめに水換えをしてください。
■0.5%の塩水・・・水1リットルに対して塩5グラムの割合で入れます。
■専用の薬・・・「メチレンブルー」 「グリーンFゴールド」「マラカイトグリーン」
ほかには、唐辛子(鷹の爪)を使う方法まであるようです。
唐辛子の殺菌作用で治る効果があるそうですが、使う勇気が出ませんでした(汗)
(唐辛子には、消毒だけでなく金魚の抵抗力をつける効果もあるんだそうです。)
色々考えた末、『塩水浴+ヒーターで30℃』の方法で治療を開始しました。
【治療開始 1日目】
治療用のバケツに引っ越して治療開始。
ヒーターで30℃に設定したまま、0.5%の塩水で塩水浴させる方法をとりました!!
普通のカルキ抜きしたお水に金魚さんを入れ、そのあとでヒーターで少しずつ温度を上げながら塩を徐々に入れていきます・・・
金魚は水質や水温変化に弱いので、塩を入れたり温度を上げるときは様子を見ながら
少しずつ入れました。0.5%食塩水は、
水1リットルにつき塩5グラムの割合ですが、
実際塩を計ってみると見た目かなり多くて心配になったので、30分おきくらいに少しずつ
塩を入れてゆっくり温度を上げていきました。
次の日の水換え用の食塩水も、このときついでに作っておくとラクだと思って作り置きしました。
【治療開始 2日目】
次の日。 金魚さんの白い点は前日と比べてほとんど消えています!!
左が前日で、右が翌日の様子。とても良くなりました。
2匹ともまだ尾びれと背びれに白点があるので、水換え後治療用バケツに戻しました。
水換えは、バケツの塩水を半分捨てて半分入れ替え。
前日作っておいた0.5%食塩水を、もう1つのヒーターで同じ水温にしてから足します。
【治療開始 3日目】
3日目で白点はほぼ消えて、4日で完治(≧▽≦)
早めに対処したこともあってか、薬なしでも完全に治すことができました!!
対処が遅れた場合や症状が重いときは、薬を使わないと治らないことが多いようです。
うちの子はなんとか治ったのですが、早めの治療をおすすめします。
治療の基本は、ヒーターで25℃以上を保ち続けながら食塩かお薬で治療すること。
温度変化で体力が落ちるとかかりやすくなるので要注意ですが、初期ならちゃ〜んと治ります!!
■0.5%の塩水・・・水1リットルに対して塩5グラムの割合で入れます。
■専用の薬・・・「メチレンブルー」 「グリーンFゴールド」「マラカイトグリーン」
心配なときや、症状が進んだときは、薬を使ったほうが効き目が格段にあがるようです。
白点病は、飼育初心者の方だとどうしても発症率が高いそうです。気をつけようと思います。
金魚さん、病気にさせてしまってごめんなさい・・・。元気になってくれて本当によかったです。
Amazon.co.jp 〜 金魚 飼育グッズ 通販はこちら 〜