Q.カメラバッグの選び方のコツは?
良いカメラバッグを選ぶのはカメラを選ぶより難しいと言う方もいます。そこでコツをお伝えしましょう。
■用途や形状を知ろう
カメラバックというものは、用途や形状によって大きく4つに分かれます。
1.ディバッグ(リュックサック)タイプ
特徴 両手が空いており、登山やトレッキングに向きますが、素早くカメラを取り出すことができません。
2.ボストンバッグタイプ
特徴 とにかく大容量タイプであり、沢山の機材を持ち運びできます。反面重量がかさみ、長距離の移動には不向き。車移動が前提になります。
3.ポーチタイプ(ホルスタータイプ)
特徴 軽快にスナップ写真を撮影するに向いています。撮影するときに瞬時に取り出せるホルスタータイプはさらに機動性が高くなっています。反面、多くの機材(替えレンズ)を運ぶことはできません。(写真1はホルスター)
4.アルミケース
特徴 強固な造りになっており、外部からの衝撃にも耐えれます。飛行機などで移動する際にトランクケースと同様カーゴに預けれます。また、踏み台として脚立代わりにも使用できます。反面、持ち運びが困難で、取材など車などの移動が前提になります。
カメラバックを選ぶ際には、正直、万人万能のものはありません。私も3つぐらいを撮影目的別に使い分けています。運動会などであれば、『アルミケース』。旅行なら『ポーチタイプ』。長期旅行なら『ボストンタイプ』などなど、使い分けが必要になります。
■選ぶ基準は?
では、その中でも選ぶ基準のポイントを紹介します。
1.素材を良く調べること(外見は同じでも、素材により自重が大きくことなります)。強く軽いものが望まれます。
2.外寸と内寸の違いをみましょう。『外寸だけ見て自分のカメラが入るかどうか?』では無く、内寸にて確認をしましょう。
3.大型販売店にて、
実際に触ってみることが大切です。衣服と同じように実際に「試着」することが大事です。自分のカメラを持っていって実際に入れてみると感覚がよくわかります。
4.極端に安価なものは購入しない。縫製など手抜きが多く底や磨耗部分が劣化しカメラが滑落するなどのトラブルが発生します。
■じっくりと選ぼう
カメラバッグは、撮影を快適にする重要なファクターです。時間をかけてじっくりとチョイスしてみてください。カメラバックの快適性は撮影に大きく影響をしまし、「保護」という面でも非常に大事です。また、撮影後はカメラバックに大事に保管せず、風通しの良い場所や、防湿庫(次回解説)などに保管をしておきましょう。
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