ブルージャムはエースとルフィを始末せずに、兄弟であるサボを想うなら忘れてやりなと言い、仕事を手伝わせました。仕事とは“ゴミ山”グレイターミナルの各地に荷物を置いていくというもの!
ゴア王国「高町」検問所では、サボの父親がサボに嘘をつかせようとしています!エースとルフィの命を引き合いに出して脅す父親に、あの2人には何もしないと約束したから帰って来たんだと言い、3人共自分の意思で罪を犯したと言いかけますが、そんなサボに手を上げて制止!検問所には お金を渡して通る事に!
連れ戻された家には、ステリーという8歳の弟がいました。ステリーは養子で、貴族の家系の優秀な子で 親が子育てを放棄したため引き取ったそうです。父親曰く もしサボが人生を失敗してもステリーがいるため、この家は安泰のようです。
そのステリーから衝撃の話が!明日の夜は もう何ヶ月も前から決まっている、グレイターミナルを燃やす日“可燃ゴミの日”で、ゴミ山にいたら死んでたそうです!なぜなら、世界政府の「視察団」が東の海を回っていて ゴア王国にはいよいよ3日後にやって来るが、今回はその艦に世界貴族である“天竜人”が乗っているため、王族達は少しでも気に入られようと この国の「汚点」を全部焼き尽くす事にしたからだそうです!!グレイターミナルには たくさんの人間が住んでいて、ゴミ山から生活資源を見つけて暮らしているのに!
それを知ってその作戦の打合せをしているのを立ち聞きするサボ!海賊が関わっている事を聞き、ブルージャムが関わっている事に気付きます!何も知らないルフィとエースは、サボの事を想いつつも いつものように眠りにつきます!
“可燃ゴミの日”当日になっても何も異変がなく 皆普通に過ごしているため、昨日の事がウソだったんじゃないかと思うサボ!そして屋敷を抜け出し、ゴミ山が今夜火事にさせられるのか町の人に聞いてまわってみると、皆普通に知っていて、「高町」以外の人間に漏れたらどうする 黙認すべき事だと言います!追っ手から逃げながらエースとルフィに知らせようとするサボ!
ブルージャムからゴミ山を燃やすと告げられ驚くエースとルフィ!ブルージャムの狙いはエース達の財宝でした!
深夜になり、端町のチンピラらしき人達、コルボ山のダダン達、中心街の人々は、ゴミ山の火事を知り驚いています!人命救助、消火活動は国の軍隊に任せるよう人々に呼びかけ、大門を見張る軍隊!ゴミ山の住人は、四方八方から迫る火の手から逃げ惑います!!ブルージャムの一味は、この仕事が完了したら 国王から称号を受け貴族となって「高町」に住めるんだと笑います!しかし、大門から避難できるはずだったのに、ブルージャム達の為に大門は開かず!ブルージャム達は国王に利用され騙されてしまったのです!
猛火の中に縛り付けられていたエースとルフィは、縄を切り解放されましたが まだ火の中!!
事実を知らない人々は、火事を起こした犯人がブルージャム海賊団だと思わされています!
大門に近づき何度も放り出されているサボ!そこに話しかけるマントの男!この後ろ姿はまさか!?その男に、サボは火事の犯人が王族と貴族だと訴えます!「この町はゴミ山よりもイヤな匂いがする・・・!!!人間の腐ったイヤな匂いがする!!!・・・ここにいても・・・!!おれは自由になれない・・・!!おれは・・・貴族に生まれて恥ずかしい!!!」サボの言葉を聞いたのはドラゴン!!まさかの登場!!
まだおれには この国を変えられる程の力がないと言うドラゴン!ドラゴンに準備が出来たと報告するイワ様に違いないであろう人!革命軍が何かしようとしているのでしょうか!?ドラゴンは 我が子が猛火の中だと知っているのでしょうか!?これからどうなる!?
→第585話 “兄弟杯”
→第587話 “おれは、逃げない”
→ 麦わら海賊団入団テスト★08 最終問題