ファストフードの代名詞といえばハンバーガー。
世界的にも有名なチェーン店では、いたるところに「つなぎ無しビーフ100%」をこれでもかと強調している。ではその実態はいったいどうなのだろうか。
そのままではとても食べれる肉ではない!
まず、ハンバーガーの肉の材料は確かにビーフであるが、それがどんな牛なのかご存知だろうか。
実際に多く使われているのは経産牛(老廃牛)という いわば乳牛のなれの果てだ。
一生の大半を牛乳製造機をして使われ、身体の組織は枯れ果て、結果的に肉牛としては最低最悪のカス肉だ。
当然そのままでは食べられるものではなく、大半はドッグフードに使われる。
こんなカス肉を添加物を使わずに焼き固めて美味しくすることは不可能である。
だが、あるワザを使えば「ビーフ100%」の表示を貫きつつ、おいしい肉に変化させることができる。
例えば、「グルタミン酸ナトリウム」のような化学調味料を使わずに、
牛の皮や内蔵、眼球などの食肉には向かいない部位を「たんぱく加水分解物」にすることで、濃厚なうま味成分を簡単に作ることができる。
また、ラードやヤシ油を使うと牛以外のものとなってしまうので、
他の脂身の多い肉からとった牛脂を添加することで、ビーフ100%はウソではなくなる。
そして肉同士を繋ぐために必要なトランスグルタミナーゼもまた、
牛の肝臓を水で抽出後、
冷時エタノールで処理すればトランスグルタミナーゼを多く含む酵素駅を得る事が可能だ。
ここまですれば、嘘偽りのないビーフ100%が、一見、化学調味料などの添加物を不使用にしたように装えるわけである。
↓某有名ハンバーガー企業サイトの「よくあるご質問」より抜粋↓
Q.牛肉100%で、つなぎのないパティがどうしてできるのですか?
A.新鮮な牛肉を原料として使用することで、
肉本来の結着力によりジューシーで弾力のあるビーフパティを作ることができます。