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虫歯や歯周病は風邪と同じ細菌による感染症です

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2019年11月28日

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日本人の80%以上もの方が歯周病にかかっていると言われ、また50%もの方が歯周病が原因で歯を失っているのです。歯周病はサイレント・ディジーズ(静かなる病気)と表現されるほど、初期の段階では明確な自覚症状があらわれません。また、歯ぐきから血が出る、口の中がすっきりしないなどの症状程度では、なかなか受診しようという気持ちにはなれないのかもしれません。しかし、歯周病は初期の治療ほど、治りが早く治療効果も大きいのです。<o:p></o:p>

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歯周病ってなに?<o:p></o:p>

歯周病は歯をささえる周囲の歯肉や歯槽骨など(歯周組織)が侵される病気で、細菌による感染症です。お口の中には500種類以上もの細菌がいて、その中で歯周病の原因となる細菌は10種類以上にもおよびます。(俗にいう歯周病菌とはこれらの細菌の総称です)<o:p></o:p>

歯周病とバイオフィルム<o:p></o:p>

歯周病菌はネバネバした物質を分泌して互いにつながり合い強固なバイオフィルム(プラーク)を形成します。 バイオフィルムは歯周病菌の生息しやすい環境であり、また要塞の役目も担っています。 バイオフィルムの表面には免疫細胞や抗菌物質をはねかえすバリアが張られているのです。 このバイオフィルムの中で歯周病菌が繁殖し、強い毒素を出して周りの歯肉を攻撃するようになると、歯周病は起こります。<o:p></o:p>

歯肉炎と歯周炎(歯槽膿漏)<o:p></o:p>

歯周病には歯肉炎と歯周炎があります。歯周炎は歯肉炎がさらに進行したもので、少し前までは歯槽膿漏とも呼ばれていました。<o:p></o:p>

歯肉炎<o:p></o:p>

歯のまわりの歯周ポケットにプラーク(歯垢)や歯石が付着し、歯肉が炎症を起こして、歯周ポケットが深くなった(形成)状態が歯肉炎です。自覚症状はほとんどありませんが、歯の付け根にそって歯ぐきが赤くなり出血しやすくなります。正しい歯みがきと歯科医院での定期的な歯の清掃(PMTC)が必要です。<o:p></o:p>

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歯周炎<o:p></o:p>

歯肉炎が進行すると、歯を支えている歯根膜や歯槽骨が破壊されて歯が動いたり、歯ぐきから膿が出るようになります。歯肉炎が歯肉に限られた病気であるのに対し、歯周炎には歯を維持する歯根膜や歯槽骨が破壊される症状が加わります。歯を守るためには本格的な歯周病の治療が必要です。<o:p></o:p>

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