以前の投稿で「負の世界遺産:広島原爆ドーム」を紹介しました。
そこで、私が旅した先で気になった場所をもう少し紹介します。
広島原爆ドームの近くに公園をはさんで隣接している「広島原爆資料館」
です。この中には戦争のおろかさと、当時の惨劇が生々しく展示されています。
館内は撮影が可能ということで、最初館内入口ではみなさん「パシャパシャ」と
元気よく撮影をしていましたが、順路を進むにつれて、シャッター音はなくなり、涙ぐむ音さえ聞こえてきます。私も最後の方は躊躇しましたが、面白半分で撮影する
のではなく、この悲惨さを誰かに伝える写真を撮ろうと撮影してきました。
写真の解説ですが
時計の写真⇒被爆した時間で時計の針は止まっています。このときに何が起こったのか?時計は無言で語りかけてくれています。
遺髪の写真⇒これは心を打たれます。解説文も撮影しておきましたので、みなさん
自分の中で考えてみてください。
黒い影⇒床を良く見てください。中心部が黒く変色しています。ここに人がいたのです。瞬間的に蒸発して影になってしまいました。
これらの史実は決して忘れてはいけないこと、風化させてはいけないことと思って
の撮影と投稿といたします。
撮影機材 canon40D F2.8 16-35mm ISO640 シャッタースピード 1/30〜1/125