マンセルといえば、豪快なオーバーテイク!!
ということで、今回は1991年スペインGPでの印象的なオーバーテイクを紹介します。
予選2番手でスタートしたマンセルは、予選3番手でスタートしたセナに先行されてしまいます。
しかし序盤からずっとテールテゥノーズの攻防をし、ついにセナのスリップストリームにつくことに成功。
サイドに出たマンセルは、セナのを一気に抜くかと思われたが、さすがのホンダパワー。
なかなか前に出ることは出来ず、サイドバイサイトで長い直線を駆け抜けていく。
火花が散り、タイヤとタイヤの距離が数センチしかない状況が続く熱いバトルです。
チャンピオンシップも大詰めで、両者ともポイントを落とせない中でのプライドをかけた勝負でした。
この後マンセルは、トップのベルガーを抜き見事優勝しています。