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歯周病が治ったら再感染に気をつけましょう

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2019年4月15日

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痛みがなく、ほとんど気づかれないまま進行していく「歯周病」。
気になっても痛みがない分、受診するまでもないと自己判断をしてしまい、日常のケアも怠りがちになると、 気づいた時には歯が抜け落ちる可能性もある病気です。歯周病とは、歯ぐきのミゾや歯石に隠れているプラーク(細菌のかたまり)が引き起こす「歯の周りの病気」 です。歯ぐきが腫れる歯肉炎、さらに悪化すると歯を支える歯槽骨が溶けてしまうという歯周炎になります。 歯槽骨は一度溶けてしまうと再生されません。再生治療には限界があり、歯を支えきれないほど歯槽骨が 溶けてしまうと、抜歯という選択肢だけとなってしまいます。<o:p></o:p>

歯科ハンドピース滅菌

さらに近年、歯周病は口腔だけでなく、糖尿病、心臓血管疾患、肺炎、そして早産とも関わりがあることが 分かってきました。歯周病は、はじめのうちは痛みなどの自覚症状がなく、ひそかに進行するのが特徴です。 現在、日本人の成人の80%以上が感染しているといわれており、発症すると自然に治ることはありません。 初期の状態であるほど簡単な治療で治すことができますので、早めの診療をおすすめします。<o:p></o:p>

歯周病は主に口腔内の細菌が原因で発病します。現在行われている歯周病治療は、歯石を除去する事で菌を減らす事が出来ても、完全に除去することができないため、いわゆる「対処療法」でしかありません。歯周内科治療は、お薬で除菌する治療法で、完全な菌の排除を目指しています。発見が早いほど、菌を取り除くだけでも完全に治す事が可能になりました。歯周内科では、検査内容に応じて最適な内服薬や歯磨き粉で治療を行います。お口の中を清潔にする方法ですので、歯周病の進行状況に関係なく予防にも最適 です。<o:p></o:p>

歯周病を再発しないために<o:p></o:p>

歯周病が治ったら再感染に気をつけましょう!回し飲み、回し食い、箸の使いまわし、キス、くしゃみなどで感染する場合があります。ご家族から感染する場合がございますので、夫婦一緒に治療することをお勧めします。<o:p></o:p>

歯科重合用光照射器

ホームケア・メンテナンスの大切さ<o:p></o:p>

お口の中を清潔に保つことが大切です。お口の中が清潔であれば歯周病菌が感染する可能性は低くなります。そこで毎日の歯磨きが大切です。歯科医院でブラッシングのコツを教えてもらいましょう。毎日の歯磨きで歯周病菌が増えることを防ぐことができます。自分で磨けない部分が必ずありますので、定期的に歯周病をおこす細菌が再感染していないか、また、お口の中が再感染しやすい環境になっていないか、歯科医院での顕微鏡を用いた定期検診を受け、歯のクリーニングを受けましょう。<o:p></o:p>

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