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歯の動揺度の検査

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2019年3月21日

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歯周病は世界で最もかかる人が多い感染症としても知られており、日本での罹患率は成人の80%と言われています。
恐ろしいのは、進行すると糖尿病や心疾患などの全身疾患を招く可能性が高いということです。「自分は違う」と思い込まずに、しばらく定期健診を受けていない方や、お口で気になる症状がある方は、歯科医院でご自身の歯周病リスクを確認することが大切です。<o:p></o:p>

デジタルワックスペン

歯周病の検査は何をするのですか?<o:p></o:p>

以下のような検査がありますが、症状に合わせていくつかの検査が組み合わせて行われます。<o:p></o:p>

ポケット測定
歯周病の検査は、下図のようにまず歯と歯肉の境目にある溝の深さをポケットプローブ(探針)という器具で測定します。溝の深さが3mm以上の場合は「歯周ポケット」といわれます。右の歯はかなり歯周ポケットが深く、歯周病がかなり進行していることを表わしています。また、ポケットプローブで測定した溝からの出血の有無も炎症の目安となります。もちろん炎症のある場合は、出血があります。<o:p></o:p>

歯の動揺度の検査
正常な状態でも歯はわずかに動きますが、歯根膜に炎症があると歯と骨の結合が緩み、歯の動揺が大きくなります。前後に(一方向に)歯が動く場合には、動揺度1度(M1)と表わします。さらに前後左右に動く場合はM2、前後左右上下に動く場合はM3と表わされます。当然、動揺が大きいほど歯周病が進行していることを意味します。<o:p></o:p>

レントゲン検査
レントゲン撮影により、歯を支えている顎の骨(歯槽骨)の量を調べます。歯周病は顎の骨が溶かされて(吸収されて)いく病気ですから、歯の根が植わっている骨の量が少ないほど歯周病が進行していることを意味しています。
また骨の質もレントゲンで調べられます。骨の密度が小さいと、レントゲン写真では黒っぽく写りますが、骨の密度が大きいところはより白く写ります。歯周病から回復してくると、骨の密度が増し、歯の動揺もおさまってきます。<o:p></o:p>

歯科 集塵機

咬み合わせの検査
咬み合わせが直接歯周病の原因になることはないのですが、歯周病にかかって能力の落ちている歯に強い力が集中すると、歯周病の進行を助長します。強く当たっている歯がないかなど咬み合わせを調べる場合があります。<o:p></o:p>

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