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虫歯同様、初期段階では自覚症状がほとんど見られないため、気づいたら重症化していることも珍しくありません。歯周病では、歯周病菌がプラーク（歯垢）や歯石内で増殖して、歯ぐきに慢性的な炎症を引き起こし、やがては歯を支える骨が溶かされていきます。それを放置すれば、歯は抜け落ちてしまうことに&hellip;&hellip;。実は、日本人が歯を失う原因の第1位は歯周病だといわれているのです。<o:p></o:p>

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歯周病は生活習慣病のひとつ考えられています。歯周病予防のためには、口腔内ケアとともに、次の生活習慣に注意が必要です。<o:p></o:p>

歯周病を招きやすい生活習慣<o:p></o:p>

喫煙する<o:p></o:p>

タバコの煙に含まれる有害物質が、口の中の粘膜から吸収されることにより歯周病のリスクを高めます。<o:p></o:p>

間食が多い<o:p></o:p>

歯周病菌の栄養分である糖分が長時間口の中にあることで、細菌が増殖しやすい環境を作ってしまいます。<o:p></o:p>

よく噛まずに食べる<o:p></o:p>

細菌を洗い流す効果がある唾液。よく噛まないとその唾液が十分に分泌されないので、細菌が増殖しやすくなります。<o:p></o:p>

ストレスを溜めている<o:p></o:p>

ストレスや疲労を溜めることにより免疫力が低下し、歯周病を含むあらゆる感染症にかかりやすくなります。<o:p></o:p>

第1段階（軽度）<o:p></o:p>

歯と歯ぐきの間の溝「歯周ポケット」が4mm以下で、歯ぐきに炎症が見られます。ブラッシングすると歯ぐきから出血することがありますが、特に痛みはない状態です。<o:p></o:p>

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第2段階（中等度）<o:p></o:p>

歯周ポケットが4〜6mmで、顎の骨が溶けはじめます。冷たい物がしみたり、歯ぐきから出血したりすることがあります。また、膿が出て口臭がしたり、歯がグラグラしたりもします。<o:p></o:p>

第3段階（重度）<o:p></o:p>

歯周ポケットが6mm以上と、顎の骨の大部分が溶けてきている状態です。歯のグラつきが大きくなり、何もしなくても痛みを感じるようになります。<o:p></o:p>