著者の米山医師の考えは、単純にして明快だ。そもそも誤嚥性肺炎とは、飲食物と一緒に入った細菌が悪さを起こして発症するのであるから、その元を断つ(つまり口腔ケアによって口内の細菌をあらかじめ減らしておく)ことで、万が一誤嚥しても肺炎につながりにくくなる、というもの。
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米山医師が老人ホームの高齢者の口腔ケアを徹底したところ、それまではよくあった入所者の発熱(肺炎の兆候のことがある)が激減したことから、着想したという。
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細菌にとって、口の中は温度、湿度、栄養が揃った絶好のすみか。そこに住み着いている細菌は、約600種類に及ぶという。その中には善玉菌もいれば、肺炎桿菌や黄色ブドウ球菌といった肺炎を引き起こす悪玉菌もいる。日常的な口腔ケアによって、悪玉菌を減らせれば、肺炎の予防になる。本書ではその具体策を次のように記している。
https://plaza.rakuten.co.jp/dentaljp/diary/201712180000/
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