日本にもゆかりのある米国のアクションスター、『沈黙』シリーズで知られるスティーヴン・セガールが、ウクライナにおいて国家安全保障上の脅威と見なされたため、ブラックリストにその名が掲載。同国への入国を禁じられたことが明らかになった。英The Guardianが報じた。
ニュースサイトApostropheに寄せられた書面によると、ウクライナ保安庁はスティーヴンの入国を今後5年間禁止しているという
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。保安庁報道官は他のメディアへの禁止令も認めた。このような決定は「(その人物が)ウクライナの安全保障の利益に反する社会的に危険な行動をした」時に下されるという。
スティーヴンの動向がウクライナにおいて注目されるようになったのは、彼がウクライナ東部の分離独立を支持するロシアの国籍を取得したことがきっかけだったようだ
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。昨年11月にスティーヴンにロシア国籍を付与したロシアのプーチン大統領は、クレムリンでの会合で"個人的な関係が維持され、続いていく"ことを期待していると伝えていた。
2013年頃から国内で親露派の動きが激しくなってきたウクライナ
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。2014年にはウクライナ南部のクリミア自治共和国において住民投票が行われ、ウクライナからの分離独立とロシアへの併合が決まった。この決定に対し、「非常に合理的」とコメントしたスティーヴンは、2014年にプーチン大統領のバイカークラブが主催したコンサートに参加し、ブルースバンドとともに演奏していた。
そして2015年、スティーヴンはフランス人俳優のジェラール・ドパルデューや多くのロシア人アーティストともに"ウクライナの領土と主権の侵害を支持する"外国人文化人のブラックリストに加えられた
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。後に、ウクライナはジェラールの入国を禁止し、100以上のロシア映画もブラックリストに加えた。
17歳で来日したスティーヴンは、柔道や剣道、合気道、空手などあらゆる武道の修行に励み黒帯を取得。帰国後の1988年に『刑事ニコ/法の死角』で俳優デビューを果たすとアクション俳優としての才覚を表した。
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